コウガイビルという名前はあまり聞きなれないですが、意外と身近なところに出現する生き物です。
都会では外来種としてオオミスジコウガイビルという全体的に黄色くて3つの筋が特徴的なとても大きな種類もいます。
見た目が気持ち悪いので害虫だと思われがちです…。
今回はそのコウガイビルに害はあるのか、プラナリアみたいに分裂して再生するのかについて深掘りしていきます!
コウガイビルに害はあるの?
結論から言うとコウガイビルが人間に与える害は特にありません。
コウガイビルという名前なので血を吸ってきたりと害がありそうなイメージですよね。
しかし、名前の『コウガイ』とは昔の女性の髪飾り『笄(こうがい)』の形に頭が似ているからこの名がついています。
見た目は気持ち悪いですが、動きもゆっくりでただ這うだけしかできません。
主にミミズやナメクジ、カタツムリなどを捕食して食べているため、むしろ家の周辺にいるということはナメクジを駆逐してくれる存在となります。
そのため、害もなければ場合によっては私達に利益をもたらしてくれます。
コウガイビルの駆除方法は?
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それでも見た目が…。という方もいるので駆除方法についても紹介していきます。
しかし、コウガイビルをいちいち駆除するような必要性は一切なので放っておくのが一番良いでしょう!
コウガイビルに関しては特に駆除するための決まった用品がないので、餌となるナメクジを減らすというのが最も効果的な手段だと言えます。
家にナメクジが侵入してくる場合は湿気が貯まりやすい場所に乾燥剤を置いて湿度を下げるようにしましょう。
コウガイビルもナメクジと同様に乾燥に非常に弱いので多湿な環境を極力なくすようにするなどの対策を行えばみることはなくなります。
コウガイビルを再生して分裂するのか?
コウガイビルはプラナリアと同様に扁形動物の仲間です!
そのため、体を切られたり穴を空けられたとしても後日再生することができます。
仮に体に針を刺されて地面に固定されたとしても、自ら穴を広げて脱出することができるんです…。
かなり面白いですよね。
仮に2つにバラバラにしても両方から再生し、結果的に分裂したことになるそうです。
オオミスジコウガイビルが日本に入ってきたのも鉢植えなどに小さな体の断片が入っていて増えたのではないかと言われています。
まとめ
・コウガイビルに害はなくむしろナメクジを捕食してくれる存在である
・駆除する必要性がないので駆除方法はない、餌となるナメクジを駆逐すると良い
・コウガイビルはプラナリアと同様に体が切れても分裂して増える
最後まで読んでくれた方、ありがとうございました!
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小型のコウガイビルは、水没と乾燥に弱く、カーエアコンの風に当てても死んでしまいます。
そうなんですね!
乾燥に弱そうな印象はありますが、実際に試したことはなかったので学びになりました^^
なるほど!
コメントありがとうございます!
コウガイビルは意外と身近にいるので探してみることをオススメします^^