アオダイショウとマムシの違いは?見分け方と特徴を画像で解説

平地から山地にかけての森林や藪にいる身近なヘビはにアオダイショウマムシがいます。

雑木林などで虫取りに行く時などに遭遇しやすいのは主にこの2種類のヘビですね!

今回はアオダイショウとマムシの違いと見分け方について紹介していきたいと思います。

目次

アオダイショウとマムシの違い

アオダイショウとマムシは全く違うヘビの仲間になります。

アオダイショウはナミヘビ科の仲間で無毒のヘビですが、マムシはクサリヘビ科の仲間で有毒のヘビです!

アオダイショウの特徴

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全長は100~200cmとかなり大型のヘビです。

体色が暗黄褐色またはくすんだ緑色をしていて成体は背に不明瞭な黒褐色の縦縞が入る個体が多いです。

なかには全く縞がない個体もおり、頭は角ばっていて鼻の先は幅広いです。

関連記事:アオダイショウには毒がある?噛まれた時の危険性と毒性は?

ニホンマムシの特徴

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全長は45~80cmとアオダイショウに比べて非常に小さいです。

しかし、全体的に胴部分が太くて体形は太短い印象ですね。

頭を上から見ると三角形になっているのがクサリヘビ科の仲間の特徴です!

体色は淡褐色で目の横の眼線が印象的です。

体には楕円形の斑紋が入っています。

関連記事:マムシの毒の成分はどれくらい強い?噛まれた時の症状と対策は?

写真を見ても一目瞭然なのですが、成体は全く違います。

よく言われているのはアオダイショウの幼蛇がマムシに似ているということですね!

その理由はアオダイショウの幼蛇にはマムシに似た斑紋が体にあるからです。

アオダイショウの幼蛇とマムシの比較についてはこちらの記事で画像も合わせて比較しています。

動画でも頭や模様が特徴的なのがわかります!

アオダイショウとマムシの見分け方

最も大きく異なるのは体色と体形、頭と顔です!

体色で見た場合は明瞭な斑紋があるのがマムシです。

また、体形がずんぐりむっくりしているのでわかりやすいです。

最もわかりやすいポイントは頭と顔です。

頭はマムシは三角形で鼻先がするどくアオダイショウは顔が平べったく鼻先が角ばっています。

また両種の目は決定的に違います。

その写真がこちら
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マムシの瞳孔は細くてするどい顔つきですが、アオダイショウは瞳孔が丸く可愛らしい顔をしています。

この顔については成体と幼蛇も関係なく共通する点なのでじっくりと比較できる場合は顔をよく確認すると区別することができます。

また、個人的な見解では見た目の特徴だけでなく移動する早さなども違うと思います。

印象としてはアオダイショウの方が動きが早い気がします。

一つ言えることとしてはマムシやアオダイショウに限らず何の種類のヘビかわからない場合は見つけたとしても近づかないということですね!

まとめ

・アオダイショウとマムシは成体の段階で比較すると見た目で共通する特徴は少ない

・アオダイショウの幼蛇は斑紋があることからマムシと誤認されることがある

・体色や体形なども違うが両種の決定的な違いは目の瞳孔と頭の形

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