アオダイショウについて調べているとよく見かけるのが子供や赤ちゃんのときはマムシに似ているという話ですね!
似ているというのはアオダイショウは子供の頃は特徴的な模様があるためです。
今回はマムシとアオダイショウの幼蛇(幼体)がどのように似ているのか画像付きで紹介していきます。
アオダイショウの幼蛇とマムシは似ている?
ヘビの子供のことを幼い蛇と書いて『幼蛇(ようだ)』とい言います!
アオダイショウは子供の頃にはマムシと似た斑紋が入ります。
さらにその斑紋が褐色なのでマムシと間違われているということですね。
その比較画像がこちら
その斑紋や縞を比較してみるとわかるようにマムシの方が斑紋が大きく、体もずんぐりむっくりしています。
それに対してアオダイショウの幼蛇は斑紋が細かく楕円形というよりははしご状の斑紋が入るのが特徴ですね。それに体のフォルムも細いです。
実際にアオダイショウの幼蛇を見たことがありますが、遠目で見ると斑紋があるので本当にマムシに見えます!
ただ決定的な違いが頭の形が三角形でないことと動き方が全く違うので両方の種類を見たことがある人は瞬時に判別することができます。
簡単に判別するためには体全体と頭の形を見ると良いでしょう!
アオダイショウの幼蛇に斑紋がある理由
アオダイショウの幼蛇に斑紋があるのはニホンマムシへの擬態だと考えられています。
実際に人間もマムシと間違えたり、戸惑うのでなんとなく信ぴょう性はありますよね。笑
マムシと誤認してもらえれば近づかれたり、襲われずに済みますからね。
また不思議なことに大人になるとその縞模様が消えるということです!
理由としては成長した際に斑紋があると天敵に見つかりやすくなってしまうというデメリットが考えられます。
移動する際に模様が動くと目立つので体が大きいと模様があるのは毒のないヘビにとってはあまりメリットにならないのかもしれません。
アオダイショウの幼蛇とマムシが区別ができるという知識は日常で役に立つことは少ないですが、遭遇した際に判別できた方が対処できるのでこれを機会に覚えておくと良いですね!
まとめ
・アオダイショウの幼蛇は模様がはしご状で細かく、マムシの模様は楕円形で大きい
・わかりやすい特徴は体形と頭の形でマムシの頭は三角形をしている
・アオダイショウの幼蛇に模様がある理由はマムシに擬態して外敵から逃れる戦略をとっていると考えられている
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