マムシの毒の成分はどれくらい強い?噛まれた時の症状と対策は?

日本でも最も身近なヘビとして有名なのがマムシです。

よく看板なので『マムシ注意!』などと出ているため怖いヘビだというイメージが強いですね。

今回は日本の毒蛇ニホンマムシの毒や噛まれた時の対処法について紹介していきます。

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ニホンマムシとは?

全長40~80cmとやや小さめのヘビですが、強力な毒を持っていて人を嚙むことがあるため昔から恐れられている存在です。

しかし、性格自体は非常に臆病で近づきすぎなければ人を噛みに来ることはほとんどありません。

ただ妊娠中の個体については神経質になっていて積極的に噛み付いてくるとも言われています!

噛まれてしまうケースは気づかずに近づいたり、マムシ踏んでしまった場合が多いようですね。

毒はどれくらい強い?毒性と成分は?

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咬まれると牙から分泌される毒液が体内に注入されます。

その毒液に含まれる成分はこちら

ブラジキニンを遊離する酵素
作用:末梢血管の血管拡張を行い血圧を降下させる

ホスホリパーゼA2
作用:溶血作用に関与する

トロンビン様酵素
作用:細胞膜を溶解する酵素や血液凝固系に作用する

アリルアシターゼ(タンパク質分解酵素)
作用:咬傷部分の骨格筋変性に作用する

エンドペプチダーゼ(タンパク質分解酵素)
作用:アリルアシターゼと同様

出血因子
作用:毛細血管に作用して体内出血を誘発する

成分や作用を見るとマムシの毒は攻撃するためにあるわけではなく、捕まえた餌を消化しやすくためにあるものだとわかりますね。

マムシの毒は基本的に出血毒で少量の神経毒が含まれています。

人間が噛まれた場合、毒は局所的で身体全体には回らないので死亡率は高くはないですが、年間3000人近くの人がマムシに噛まれていて死者は5~10名程度出ています。

毒の分泌量は少ないですが、毒性自体は毒蛇で有名なハブの2~3倍はあります。

恐ろしいのは死亡率は高くないにしろ、亡くなっている人が少なからずいるということですね…

噛まれた時の症状と対策は?

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噛まれてから20~30分後には激しい痛み出血が伴って、傷付近が腫れてきます。

1~2時間経つと皮下出血、水疱形成、リンパ節の膨張、発熱、めまいなどの症状が出る場合があります。

難しい言葉で言っていますが、簡単に言うと患部が腫れたり、内出血して患部が紫色になったりします。

噛まれてしまった場合の対策は『すぐに病院に向かうこと』です!

動くと毒のまわりが早くなってしまうので噛まれた場合安静にするのが一番ですが、走って早くにでも医療機関に受診する方が軽症で済むことがわかっています。

病院に行ってからはマムシの抗毒素血清が投与されます。

血清の投与は咬まれてから6時間以内が推奨されているのでできるだけ早くに医療機関に行きましょう。

噛まれた直後に何か対策を講じたい気持ちはわかりますが、『素人による切開』と『毒素の吸引』は避けた方が良いです。

咬傷より心臓側を縛る場合は軽く縛るのが無難です。

とにかく咬まれたら即病院に行くことですね!

ペットとしてヘビを飼っていると悪いイメージは薄れますが、やはり毒蛇となると咬まれたら怖いですね…。

まとめ

・マムシの毒は主に出血毒で分泌される量は少量だが毒性は強い

・症状は激しい痛みと内出血が伴い、患部が腫れ上がる

・対処法は『即医療機関に行って治療を受けること』

最後まで読んでくれた方、
ありがとうございました!

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