シャチホコガに毒はあるの?幼虫は毛がないけど気持ち悪いぞ!

シャチホコガの幼虫はガチャガチャのフィギュアになったため、一時期ネットで話題になりました。

シャチホコガの幼虫はエイリアンや怪獣のようで見た目をしており、とても凶悪そうで毒があるのではないかと思う方も多いと思いますが、実際のところどうでしょう?

また、なぜこんな変わった見た目になったのでしょうか?

今回はシャチホコガ生態毒性などについて深堀していきます。

目次

シャチホコガの生態

シャチホコガは北海道、本州、四国、九州のほか、対馬や屋久島にも分布しています。

成虫は翅を広げると50mm程あり、4月~6月と7月~9月、年2回発生します。

幼虫はブナ科、バラ科、カエデ科、マメ科など非常に多くの植物を餌としています。

シャチホコガ科の幼虫は色彩や斑紋が種ごとに豊かで、成虫は口が退化しているものが多く、花や樹液の蜜には集まらないです。

成虫になってしまうとかなり地味で、幼虫と比べると知名度がかなり低く、それに加えて成虫は餌もほとんど食べないとなると、かなりかわいそうだと思います…

シャチホコガに毒はある?

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シャチホコガの幼虫に毒はありません。

同様に成虫にも毒はありませんので触っても問題ないのですが、人によっては成虫を触るとかぶれることがありますので注意してください。

また、集団で大量発生することもあり、害虫とされる事もあるようです。

シャチホコガの幼虫の見た目がすごい!

シャチホコガの幼虫の特徴は何と言ってもその見た目です。

他のガの幼虫とは見た目が異なっており、独特な形をしています。

私が初めて見た時はガの幼虫だとは到底思えない容姿だったので触っていいものかしばらく悩みました。

2対の脚が非常に長く発達しており、お尻の方は大きく先端に2本の突起が付いています。

個人的にはシャチホコガの頭部はクモに非常によく似ていて、お尻の方はヘビやアゲハチョウの幼虫などに似ているのではないかと思っています。皆さんは何に見えますかね?

これらは警告色(捕食者に対して僕まずいですよ!とアピールする)や威嚇に役立っていると考えられるでしょう。

この幼虫、危険が迫るとこの脚で威嚇するそうで、それでもダメな場合は体をエビ反りに曲げシャチホコのような形になります!

名前も幼虫の、この行動が由来のようです。

もし見つけた場合は是非観察してみてください!

まとめ

・シャチホコガの幼虫はかなり知名度があるが成虫は地味で餌をほとんど食べない

・シャチホコガに毒はなく無害だが、成虫の鱗分を触ってかぶれる場合がある

・シャチホコガは脚が非常に発達しており長く、その脚で攻撃する場合がある

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最後まで読んでくれた方、ありがとうございました!

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