梅雨やジメジメして気温の高い時期になってくるとムカデの活動が活発になってきます。
時には家屋の中に入ってくることもしばしば…。
実は人の家の中は湿気が高くなりやすいのでムカデにとっては過ごしやすい環境になります!
ただ、ムカデなんかが家に出るとなると落ち着かないですし、何より不快ですよね。
今回はムカデの駆除・対策方法である業者への依頼や薬剤について紹介していきます!
ムカデが活動する時期
ムカデは気温が高くなってくる時期の出てきて、5~6月に活発に繁殖活動を行います。
そして、9~10月頃に子ムカデが生まれることになります。
そのため5~6月は比較的大きなムカデが出やすく、9~10月には子ムカデが大量に生まれるので比較的小さいムカデが多くなります。
もしも、すでに家にムカデが出ていた場合は時期があるのでそのタイミングに合わせて駆除や対策をとる必要があります。
ムカデの繁殖についてはこちら
関連記事:ムカデの赤ちゃんは一度に何匹生まれる?大量発生の原因は?
ムカデが室内で出た時の対処法
すでにムカデが出ていて遭遇してしまった場合の対処法としては市販の殺虫スプレーなどで退治することになります。
スプレーなどがない場合は直接叩くなり、熱湯をかけるなどして対処します。
しかし、これはその場にいるものを駆除するだけなので根本的な解決にはなりません…。
ただ5~6月に出る親ムカデを駆除することができれば殖えることは多少防ぐことができます!
また、遭遇したムカデを退治する場合『噛まれないよう』注意しましょう。
特にオオムカデの仲間は非常に攻撃的でムカデの牙には毒があるので危険です。
ムカデの毒や治療法についてはこちら
関連記事:ムカデの毒の成分は?刺されたときの症状と治療法は?
ムカデの駆除と事前対策は?一掃する方法や薬は?
ムカデを駆除・事前対策の方法は主に2つの方法があり『自分でムカデが出ないような環境を作る方法』と『害虫駆除業者に依頼する方法』です。
それぞれのメリット・デメリットについて解説していきます。
自分でムカデが出ない環境を作る
自分でムカデの出ない環境を作る場合のメリットは『あまりお金が掛からない』ことと『時間と気力さえあれば徹底して実践できる』ことですね!
自分で行う場合『侵入経路をなくす』『過ごしにくい環境にする』という2つを行っていきます。
ムカデは数ミリの隙間があれば屋内に侵入してくることは可能です。
・換気扇
・屋根裏
・床下
・水回り(排水部分)
など様々なところから侵入することができます。
家の中でも良く遭遇する場所は侵入経路が近くにある可能性があります。
このようなムカデの侵入が考えられる箇所の隙間などをなくしていくことで多少侵入を防ぐことができます。
水回りであれば排水部分にネットを被せたり、換気扇にはカバーを付けるなどですね。
もう一つの『過ごしにくい環境にする』というのはやり方は2つあって乾燥剤を置く方法と薬品を使う方法です。
ムカデは非常に乾燥に弱いためジメジメしたところを好みます。
ムカデが繁殖や家に住み着かないようにする方法として湿気がたまりやすい場所に乾燥剤などを置くのは効果的です!
それとエサとなるゴキブリなどを駆除するホウ酸団子などを用いるのも良いでしょう。
侵入経路を経つ方法とこれを併用することで自分でできる事前の対策はほとんど尽くしたことになります。
ただデメリットとしては『非常に手間が掛かる』ということです…。
これらの対策をしても出てきてしまう場合はムカデを寄せ付けない薬剤を使うことになります。
根本的に解決したい場合は室外に散布するタイプの薬剤を使用します。
ただ、環境や人、ペットなどに少なからず影響があるので注意が必要です…。
他にも室内用の忌避剤などもあるので試してみると良いでしょう。
ムカデの忌避剤の値段は大体1000~4000円くらいのものが多いので多少お金を掛けられる場合使ってみると良いと思います。
ただ、こういう薬剤系は使って効果が無いとがっかりするので最初は自分で侵入経路などの対策をしてから使う方が良いです。
自分でやることで効果があれば掛かるお金などを節約できるのでまずは実践してみるのが良いです!
害虫駆除業者に依頼する
『自分ではどうにもならない!』という場合にはプロの業者に頼んでしまった方がいいと思います。
業者も基本的には薬剤を使った駆除・対策を行うので業者に依頼するかどうかのタイミングは自分で薬剤を使いはじめるか検討する時で良いと思います!
害虫駆除業者に依頼する際に一番気になるのが値段です。
ただ、値段については家によって駆除のやり方は大きく変わるので値段が固定のところよりもちゃんと見積もりをとってくれる場所で値段を確認した方が良いでしょう。
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[aside type=”normal”] 見積もりを取ってから依頼する時のポイント
・依頼するときは保証があるのか、予算を考慮してくれるかなどを見ると良い
・ムカデが侵入してくる根本的な原因はゴキブリなどのエサを求めて入ってくる場合が多いため、それも含めて相談できる業者を選ぶべき[/aside]
見積もりをとってからは自分で薬剤を買って作業をする手間などを考えて依頼しましょう。
まとめ
・ムカデは主に繁殖活動の時期の5~6月と子供を産み終えた9~10月に多く出没する
・自分で行うムカデの駆除・対策の方法は『侵入経路を断つ』『過ごしにくい環境を作る』などを行うと良い
・業者に頼むかどうかは自分で薬剤を買って使う手間と比較して検討すると良い
最後まで読んでくれた方、ありがとうございました!
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