オオムラサキの幼虫は以前ネットでも可愛い!話題になり、脚光を浴びた虫です。
観察したことは何度かありましたが、言われてみれば確かにかわいい…笑
それもあってなのか飼育してみたい、採集してみたいと思う人も多いようです!
個人的には観察にとどめておいて欲しいところですが…
今回はそんなオオムラサキの幼虫の飼育方法や餌(エサ)、採集する方法について紹介していきます^^
オオムラサキの生態
オオムラサキは北海道から九州まで全国各地に分布している蝶です。
日本では人によってある程度管理されている雑木林などに多く生息しています!
日本にいるタテハチョウの中では最大級の種類で成虫の前翅長50~55mmとかなり大きいです。
私もオオムラサキの成虫を生で見たことありますが、逃したときに羽音が聞こえるくらい大きかったのを覚えています^^
模様もキレイなんですよね~
またオオムラサキは日本の国蝶でもあります^^
オオムラサキの幼虫の飼育方法
飼育は不可能ではないですが、オオムラサキは準絶滅危惧種なので捕獲採集は基本的にオススメすることはできません。
山梨県では多く分布するような場所もあるので、飼育用で採取する場合は多産な場所でした方が最低限の配慮かと思います。
飼育はプラケースにエノキを入れてエサを切らさないようにして育てていきます。
ただ、オオムラサキは蛹から成虫にするのが非常に難しいです…
オオムラサキの幼虫のエサ・食べ物
オオムラサキの幼虫はエノキの葉っぱをエサとして食べます。
野外でエノキを採集してきて、それを与えると良いですね。
ただ、エノキは水に指したとしても吸い上げが弱いのですぐに枯れてしまう傾向にあります。
すぐに調達できるのであれば小分けにして採取すると良いでしょう。
採集することができる時期
オオムラサキの幼虫を採集しやすいのは越冬時から春に掛けてです!
冬に採集する場合はエノキの樹の下に落ちている葉っぱをひたすらめくると見つけることができます。
また、春先に探すのであればエノキの枝の分かれ目を隈なく探すと木に登っている途中の個体がいます。
先日ちょうどエノキの樹の分かれ目でオオムラサキの幼虫を見つけることができました!
まとめ
・オオムラサキは日本の国蝶であり、北海道から九州まで全国各地で見られる蝶
・オオムラサキの幼虫はエノキの葉っぱを食べる
・幼虫の採集は越冬時は落ち葉を探し、春先の場合はエノキの木の枝を探すと見つけやすい
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コメント
コメント一覧 (2件)
近所で青虫を見つけて飼育を始め、何か調べたらオオムラサキの幼虫に凄く似てるなぁと思っています。準絶滅危惧種というし、自然に戻したいとも思うもですが、すぐに天敵に捕らえられてしまいそうだし悩むところです。似てるけど、違うかも…だし。
基本的には自然の中で育ってもらうのが一番だと考えています^^