夏の季節になるとセミが羽化して一斉に鳴き始めますよね?
昼間はこれでもかというくらいにうるさいのに夜になるとピタリと鳴くのをやめてしまいます。
ちょっと不気味ですが、それにもちゃんと理由があります。
今回はセミが夜に鳴かない理由について紹介していきます。
セミが夜に寝るのは寝ているから?
昼間は本当にイライラするくらいうるさいですが、夜はあまり鳴かないですよね?
実はセミが鳴くためには一定以上の気温と光が必要になります。
種類にもよりますがセミが鳴くには気温が25℃以上になっていないと基本的には鳴かないそうです。
オスが音を出すために発音筋を1秒に2万回振動させて発音していると言われています!
勝手な解釈ですが人間も運動するとき寒いと体が硬いのと一緒なんだと思います。
また、セミは暗いときに飛ぶのはあまり得意ではないようです。
セミが夜飛んでいたとしてもどこかにぶつかったりするのはよく見ますからね。
なので夜鳴いたとしてもメスが自分の元へ来れないため鳴かないのだと思います。
セミが夜に鳴くのは地震の予兆?本当の原因は?
通常夜にはセミは鳴かないですが、時々セミが夜中に鳴いてうるさくて眠れない時があります。
中には『異常現象』として地震の予兆なのではないか?と言われることもありますが、一番大きな原因は気温にあるそうです。
前述の通りセミが鳴くには気温が25℃以上である必要があります。
ここ最近では熱帯夜で外気温が25℃を超えることも珍しくありません…。
また、『夜にセミが鳴く』と言うのは東京で多いそうです。
夜でも明るい場所が多いことから昼だと勘違いしている上に熱帯夜でアツいことが鳴く原因だと考えられます。
確かにアツい夜にベランダに飛んできたセミが徐ろに鳴いてきたことがあるのでセミにとって明るさも大事なのだと思います。
また、街灯のついた電柱についたセミが1日中鳴いていて『疲れないのかな…』なんて思ったのも明るさと夜中の暑さが原因だったんですね。
別件で光で鳴くかどうかを決めている例でわかりやすいのはヒグラシです。
ヒグラシは夕方や明け方に鳴くのは光源に影響しています!
また、夜は夜行性の捕食者が活発に活動するためリスクもあるのだと思います。
まとめ
・セミが鳴くのには一定以上の気温と光の量が必要
・夜になく理由は地震の予兆ではなく熱帯夜で気温が高いことと、夜になっても明るい街灯などがあるから
・光が要因として関わっていることはヒグラシなど種類ごとに鳴く時間が異なることからもわかる
最後まで読んでくれた方、
ありがとうございました!
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