タマムシは普段見かける虫の中でも群を抜いて体の光沢が綺麗な虫ですね。
特にヤマトタマムシはあまりに綺麗なので”飼ってみたい”という風に思う方も多いです
今回はそんなヤマトタマムシの飼育方法や餌について深掘りしていきます。
ヤマトタマムシの特徴
日本で一般的によく見られる種類のタマムシは『ヤマトタマムシ』という種類です。
体のフォルムは細長い米型をしており、全体的に緑色の金属光沢があります。
成虫は6月から9月にかけて見ることができます。
警戒心が強い昆虫で人が近づくと動きを止めるか、落下して姿をくらまします。
飛ぶまでの動作が短いので捕まえるのは大変ですね…。
タマムシの飼育方法は?
タマムシの飼育をすることは可能ですが、やや難しいです。
かなり警戒心が強く神経質なので飼育下だとなかなか餌を食べません。
また、成虫に羽化してからの寿命が非常に短くて1ヶ月程度しか生きられないです…。
そのため、私も偶然落ちていたタマムシを捕まえて飼育を試みましたがすぐに死んでしまいました。
落ちていてすでに元気がなかったので寿命が近かったのかもしれません。
長く飼うことは難しいので飼育はあまりオススメできない種類ですね。
飼育に必要なもの
■飼育ケース
飼育ケースはエサとなる植物を鉢植えに入れた状態で
入れられる程度の大きのものを用意すると良いでしょう。
■鉢植え
エサとなる植物を入れるときに使います。
タマムシは葉を入れるだけでは食べないことが多いのでこのような手法を取ります。
■キッチンペーパー
エサを食べるようになるとかなりの頻度で糞をするため
掃除の手間を省くためにも床材として用いるとかなり便利です。
タマムシの餌はなに?
タマムシの飼育で一番の課題がエサになります。
ヤマトタマムシの成虫は主にエノキやケヤキなどの葉を食べています。
飼育する際もエノキやケヤキの葉を与えますが、出来れば枝についたままの状態で鉢植えに植えて与えるようにしましょう。
神経質なので中々餌付かないので飼育開始2~3日経ってもエサを食べない場合は逃がしてあげた方がよいかもしれません!
また、なかなかエサを食べてもらえない場合はトイレットペーパーの芯にエノキの葉を詰めてフタをし、中にタマムシを閉じ込めると出ようとして葉をかじることがあるので試してみるとよいでしょう。
タマムシの販売値段はいくら?
ヤマトタマムシは昔から価値があると言われているので販売を試みる方が多いようですね。
販売されているとしたら大体2000~3000円程度の値段で売られています。
生体ではなく標本として売られているものは1匹3000円くらいが相場のようです!
意外と高いですね!それでも売れるからこの価格設定になっているのだとは思いますが…。
まとめ
・タマムシは神経質な虫で寿命も短いことから飼育には向いていない昆虫である
・タマムシの飼育で一番の課題はエサを食べさせること
・タマムシは約2000~3000円程度で販売されている
最後まで読んでくれた方、ありがとうございました!
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