梅雨から夏にかけて湿気が強い時期は何かとムカデやヤスデ、ゲジゲジなどを見かけます…。
そんなにまじまじと見比べる機会は無いと思いますがそれぞれ全く違う生き物です。
どれも見かけると不快な生き物ですが、特にその中でもムカデは危険なので見分けられた方が良いでしょう。
今回はムカデやヤスデ、ゲジゲジの足の数や見分け方などについて解説していきます!
ムカデとヤスデ、ゲジゲジの違いはどこ?
それではムカデとヤスデ、ゲジゲジの3種類の生き物の特徴について画像付きで見ていきましょう!
ムカデ
多くの人が想像するムカデは大きいサイズのオオムカデの仲間だと思います。
ムカデにもあり小さいものから大きいものまで種類がたくさんあります!
ひと目につきやすい大きいサイズのトビズムカデやアオズムカデは強力な毒を牙に持っているため非常に危険です…。
家の中にも入ってきて遭遇する可能性があるので注意が必要です。
ムカデの身体的特徴は体が節で分かれており、一つの節に1対の脚があります。
また、動きが非常に早く獰猛であることも特徴です。
関連記事:ムカデの毒の成分は?刺されたときの症状と治療法は?
ヤスデ
ヤスデはムカデとゲジとはかなり違いがある生き物です。
特徴としてはからの前3つの節より後ろからは、一つの節に2本以上の脚が生えているということです。
害虫と見なされることが多いですが、実際人に害を与えることはありません。
ただ、見た目が気持ち悪いのと踏むと異臭がするというだけです。
しかし、危険を感じたときに分泌される体液の毒性は強いと言われているので見かけたとしても潰したり直接触れない方が良いでしょう。
動きも鈍くて土壌の有機物や枯れ葉などを主に食べる害の無い生き物です。
ゲジゲジ
一般的には『ゲジゲジ』と言われていますが、正式名称は『ゲジ』です。
日本には『ゲジ』と『オオゲジ』の2種類がおり、いずれも夜行性で主に虫などが多くいる物陰に生息しています。
捕食対象となる虫が多い場合は屋内にも侵入して住みつくことがあります…。
ムカデと違うところは攻撃性が低いのと人に対して積極的に噛み付いてくることがないところです。
微量の毒も持っていますが、人体に影響するほどのものではないです。
ムカデと同じで一つの節に一対の脚が生えていますが、一つ一つの脚が長いのですぐに見分けがつきます!
また、動きが早く、異様な外見をしていることから気持ち悪いと思う人は多いでしょう…。
実際のところは見た目はアレですが、ゴキブリや小虫などを捕食してくれる『益虫』でもあります。
それぞれの足の数と見分け方は
ムカデの脚の数はオオムカデの仲間で21対か23対、種類にもよりますが多いものだと100対を超えて173対(346本)も足があるものもいます…。
ヤスデについては9~100対以上のものがいますが、30~40対程度の種類が多いです。
途中で足の数が増えるものもいます。
ゲジは足の数が決まっており、成熟した個体は足が15対あります!
この3種類をざっくりと見分ける方法は
ムカデ…動きが早く、足が短い
ヤスデ…動きが遅く、足が短い
ゲジ…動きが早く、足が長い
まじまじと見る機会はほとんどないですし、多くの人は見たくないと思います…。
この中でもムカデは噛まれるとアナフィラキシーショックを起こす可能性もあるので注意が必要ですね!
まとめ
・『ムカデ&ゲジ』と『ヤスデ』の身体的違いは一つの節から生えている足の本数
・ムカデは毒を持っているため特に注意が必要な種類
・ムカデとヤスデ、ゲジを簡単に見分ける方法は動きの速さと足の長さ
最後まで読んでくれた方、
ありがとうございました!
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