トウホクサンショウウオの特徴と生態│販売購入や飼育は可能なのか

サンショウウオは、意外と地方色豊かな生き物です。

繁殖に水辺が必要で、またカエルのような移動能力も無い彼らは、生まれた場所から遠くまで離れることがほとんどありません。

そのため特定の地域でのみ繁栄を続け、別の場所ではまた別種のサンショウウオが…という次第。

トウホクサンショウウオも、そんな一地方を中心に生き延びてきたサンショウウオの一種です。

一見ごくありふれた生き物のようにも思えますが、実態はどうなのでしょうか?

今回はそんなトウホクサンショウウオの特徴と生態、販売値段と飼育が可能かどうかについてご紹介します。

トウホクサンショウウオの特徴

トウホクサンショウウオは、両生類有尾目サンショウウオ上科サンショウウオ科サンショウウオ属の生き物です。

日本固有種で、その名の通り本州の東北地方を中心に、新潟や群馬の一部地域にも分布しています。

関東のさらに南の地方でも発見されたことはあるものの、これは外見がよく似たクロサンショウウオを誤認したものと言われています。

体長は大人の個体で9cmから14cm。同種の仲間と比べて、手足と尻尾がやや短いのが特徴です。

肌は黒から暗褐色。おなか側は色が薄く、さらに全身に淡い色の斑模様が入っています。

清流を好み、汚れた河川では繁殖できないため、水質を調べる際の指標動物として扱われることもあります。

トウホクサンショウウオの生態

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トウホクサンショウウオは、山地の森林に生息しています。

特に1000m前後までの丘陵地に多く見られ、比較的冷涼な環境を好みます。

一方で綺麗な水さえあれば人里に姿を表すことも珍しくなく、岩手では「サンショカジカ」の名で親しまれているのだとか。

昼の間は落ち葉や石の下に隠れて過ごし、夜になると這い出して小型の昆虫やミミズなどを捕食します。

冬眠から目覚めてすぐ、雪解けの季節から梅雨が終わる頃までが繁殖期です。

浅い池や流れの緩やかな沢などに集まり、カップルが成立すると水の中にバナナ状の卵嚢を産みつけます。

孵化した幼生はプランクトンや水棲の節足動物を食べ、多くが秋には陸地に上がりますが、状況によっては幼生のまま冬を越すことも。

特に寒い地域に暮らす個体は、少しでも早く成長するため、幼生同士が共食いをすることもあるようです。

トウホクサンショウウオの販売値段について

水質の変化に敏感で、開発によって徐々に生息地を失いつつあるトウホクサンショウウオですが、幸い個体数はまだ安定しています。

大きめのペットショップなどで探せば、1000~1500円で売っているのを見つけることができるでしょう。

幼生や卵であれば、さらに安く手に入ります。

ただ、トウホクサンショウウオの幼生は、クロサンショウウオの幼生と“専門家でも見分けがつかない”と言われるほど似ています。

もし「どうしてもトウホクサンショウウオが欲しい!」ということであれば、幼生の購入は避けた方が無難かもしれません。

トウホクサンショウウオの飼育は可能?

国内産で値段も手頃なトウホクサンショウウオは、初めてサンショウウオを飼育する方にもお勧めできる種です。

水質の汚染と、夏場にケージの中が暑くなりすぎないように気をつければ、飼育するのにそれほど手間はかかりません。

ただし共食いが発生する可能性があるため、幼生の多頭飼いはやめておきましょう。

まとめ

・トウホクサンショウウオは、本州の東北地方を中心に分布する日本固有種

・トウホクサンショウウオは水質の変化に敏感なため、環境指標動物としても扱われる

・トウホクサンショウウオは1000円~1500円で販売されている

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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