ヤマカガシの毒性の成分は?噛まれた時の症状と応急処置は?

日本で毒蛇というと『マムシ』のイメージが強いですが、本州にはもう1種類ヤマカガシという毒蛇がいます。

実は馴染みのないヤマカガシというヘビの方が毒性が強いどころかその生息している数も多いんです!

今回はそんな危険なヘビであるヤマカガシ毒性について紹介していきます。

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ヤマカガシとは?

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アオダイショウやシマヘビと同様にナミヘビ科の仲間なので可愛らしい顔つきをしています。

大きさはマムシよりは大きく全長60~120cmほどになります。

体色は特徴的な色をしており、緑色をベースに赤と黒の斑紋が交互に入っています。

初めてヤマカガシを生で見た時は意外と派手な色をしているなという印象でした。

スポーツウェアのような色合いで個人的には好みのヘビですね。笑

性格は臆病で大人しい個体が多いです。

危険が迫ると頭を持ち上げてゆすったり、頸腺を目立たせて威嚇してきます。

相手がひるまない場合は死んだふりをすることがあります!

それでも相手が動じない場合は噛み付いたり、攻撃行動をとります。

ただ中には気性の荒い攻撃的な個体もいるため近づかないに越したことはないです。

毒はどれくらい強い?毒性と成分は?

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実は日本のヘビの中でも特に毒性が強いのがヤマカガシです!

毒蛇として有名なマムシの毒の3倍、沖縄のハブの10倍も毒性が強いです…。

さらに数も多いので遭遇率が高いんです。

こう聞くと怖いイメージが強いですが、それほど名前が一般的に知られていないのには理由があります。

ヤマカガシは1972年と割りと最近まで毒蛇だと認識されていなかったんです!

1972年に中学生がヤマカガシに噛まれて死亡する事故が起きて初めて毒蛇だということが知られたのです…。

なぜ認知されていなかったかというとマムシやハブと違って前歯に毒牙があるわけではなく、毒腺がつながっていている歯が上顎の奥歯(後牙)だからです

噛まれること自体が珍しいのと噛まれても奥歯まで届くことがさらに稀なので今まで毒蛇として知られていなかったことになります。

関連記事:沖縄は毒蛇のハブが危険?対策と噛まれたらどうするの?

ヤマカガシの毒性と成分は?

ヤマカガシの毒は出血毒で『溶血毒』と呼ばれることがあります。

ヤマカガシの毒には細胞を破壊するような成分はなく、血液凝固因子の活性化を作用させる成分が含まれています。

毒性は強い血液凝固作用を引き起こして血管の中に微小な血栓を作り出します。

そのため噛まれた場所が腫れたり激しい痛みが伴うことはあまり起きません。

血液凝固作用が活性化することで止血などで使われるフィブリノーゲンが大量消費されてしまい、全身の止血作用を失ってしまいます…。

ヤマカガシに噛まれ毒で引き起こされる症状

血栓が形成され止血作用を失うことと同時に血栓を溶かす作用が進むことで毛細血管が多い鼻の粘膜や歯茎、消化器官、肺から出血、さらには全身皮下出血を引き起こします。

この出血と血栓が原因で頭痛が生じることがあるようです。

重症になると脳出血や急性腎不全などを引き起こします。

1972年から2002年まで死亡例は3例あるので万が一を考えてヤマカガシに遭遇しても近づかない方がようでしょう…。

また、ヤマカガシは頸部皮下にも毒腺をもっていて、頸部を圧迫すると毒が飛び散ります。

この毒は餌でもあるニホンヒキガエルが持つ毒のブフォトキシンを貯蓄して使用しているものです。

ブフォトキシンは目に入ると最悪の場合失明する恐れがあるので注意が必要です!

噛まれた時の応急処置

噛まれてしまった現場で可能な処置は噛まれた場所よりも心臓に近い方を軽く縛ることと、毒素を吸引することです。

また、その場に水があれば血を絞り出しながら洗浄すると良いです。

しかし、万が一噛まれてしまった場合は早急に医療機関にかかるとよいでしょう。

まとめ

・ヤマカガシの毒はマムシの3倍、ハブの10倍も強い毒性を持っている

・ヤマカガシの毒は『溶血毒』と言われており、止血作用がなくなり全身出血する可能性がある

・噛まれて毒が注入されてしまった場合は早急に医療機関にかかる必要がある

最後まで読んでくれた方、
ありがとうございました!

関連記事:マムシの毒の成分はどれくらい強い?噛まれた時の症状と対策は?

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