それほどヘビに詳しくないとタカチホヘビという名前はあまり耳にしないと思います。
一応本州に生息するヘビの一種ですが、私の周りでも見たことのある人は少ないです。
しかし、そんな稀なヘビも場合によってはペットショップで取り扱われることがあります。
今回はそんなタカチホヘビの飼育や餌、販売値段について深掘りしていきます!
タカチホヘビの飼育
タカチホヘビはとても珍しいヘビだと考えられていました。
生息密度はそれほど高くないですが、日本に広く分布しているためそれほど珍しくはないようです。
ただ、探そうと思っても見つけることは非常に難しいです。
夜行性で昼間は落ち葉や倒木の下、地中に潜って休んでいるので遭遇する機会も少ないですね。
私自身タカチホヘビはまだ2回しか見たことがなく、いずれも倒木の下で休んでいたものでした。
そのため飼育時も地中に潜っていることが多く、飼ったとしてもあまり面白みがないそうです。
それに地中にいることもあって、温度と湿度に敏感で飼育する上で大きな課題となるのは飼育環境の維持です。
自然下でも見かける場所は湿度の高い森林で気温も低い場所なので、飼う場合は20℃前後での飼育が好ましく、25℃以上での飼育は厳しいでしょう。
夏場の飼育が非常に難しく、かなり手間が掛かることを知った上で飼育を試みた方が良いと思います。
飼育に必要なもの
■飼育ケージ
飼育ケージは床材の湿り気に勾配ができる程度に広げられる大きさを選ぶと良いでしょう。
また、飼育ケージは直射日光が当る場所には置かないようにすると良いですね。
■水入れ
脱皮の際に身体全体を入れるための水入れを飼育ケージに入れてあげましょう。
■床材
湿度維持が重要なので水苔やパームビートを用いると良いでしょう。
■クーラーor扇風機
夏場の温度管理に必要です。
タカチホヘビは高温と乾燥に非常に弱いため、気温は20℃前後でクーラーを付けた状態で乾燥し過ぎないように気を配りましょう。
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タカチホヘビのエサはなに?
タカチホヘビは動物食ですが、主にミミズを捕食します。
釣具店で売っているようなイトミミズは食べないので野生下にいるフトミミズやドバミミズなどを与える必要があります。
その他にも甲虫の幼虫を食べるとされていますが、ミルワームを食べるかは定かではありません。
これらのことから飼育する上で一番の課題はエサになりますね…。
タカチホヘビの販売値段はいくら
タカチホヘビがペットショップなどの市場に出回ることは稀で、仮に取り扱いがあったとしてもすぐに売れてしまいます。
他の日本産のヘビと異なり見つけることが難しいヘビなので値段は10000円以上で売られることが多いです。
飼育するのが難しいのでエサを確保できて、環境の管理ができる場合のみ飼育を試みるようにしましょう。
特に野生のヘビは消費飼育になりがちなので注意が必要です。
まとめ
・タカチホヘビは珍しいヘビだとされているが見つけるのが難しいだけで希少なわけではない
・湿度と温度の変化に弱く、主な餌がミミズのため飼育が難しい
・タカチホヘビは販売される場合は約10000円程度の値段で売られている
最後まで読んでくれた方、ありがとうございました!
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