リスやムササビ、モモンガに似た可愛らしい姿をした”ヤマネ”という生き物を知っているでしょうか?
野生のヤマネは一度も観察できたことがないですが、一度は観察してみたい動物の一つです。
今回は日本に生息するニホンヤマネの生態と生息について深掘りしていきます。
ヤマネの生態
ヤマネは体長6.8-8.4cm、尾の長さ4.4-5.4cmと非常に小柄な哺乳類の仲間です。
見た目で特徴的なのは背中の真ん中に沿って黒い縦縞が入るところですね!
また、日本には数百万年前から生息していると推定されており、ヤマネは生きた化石と言われています。
外気温が10℃を下回ってくると土の下や巣の中で体温を1℃まで下げて冬眠に入るそうです。
寒くなりすぎると凍らないように起きてねぐらを代えるそうなのですが、起きるのに1時間弱掛かる”ねぼすけ鼠”なんです!笑
可愛い!
そのため、異名があり『眠りネズミ』『氷鼠』などと呼ばれています。
日本の国の天然記念物にも指定されている動物でもあります。
ヤマネの生息地
ニホンヤマネ日本の本州、四国、九州、島後に分布しています。
主に森林に生息しており、リスやモモンガ、ムササビと同じように樹上生活をする動物です。
樹洞にクッションとして苔や樹皮を集めて巣作りをします。
驚きなのはスズメバチの古巣を巣にしてしまうものもいるとのこと!
ヤマネの食性
ヤマネは雑食で主に昆虫を食べています。
他にも果物や植物の種、新芽、小鳥の卵を食べることがあるようです!
基本的にはリスの仲間とあまり変わらないようですね。
ヤマネを飼育している動物園
ヤマネは上野動物園で飼育されているため、簡単に観察することができます。
以前までは準絶滅危惧種に指定されていました。
しかし、調査が行われたことで連続的に分布していることが確認され、現在はレッドリストから除外されています。
Twitterなどでは稀にですが野生のヤマネが丸まってる写真がアップされていたので、野生化でも比較的簡単に観察することができるかもしれませんね!
いつか私も生息する場所を調べて観察しにいきたいと思います!
まとめ
・ヤマネは日本に数百万年前から生息しており、生きた化石と言われている
・ヤマネは本州・四国・九州・島後に分布し、樹上に生息している
・上野動物園で飼育されており、野生下でも観察は可能だと思われる
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