カンガルーの生態と食べ物は?ポケット袋は臭くて汚いの?

カンガルーというとジャンプが得意で子供を入れる袋がある動物というイメージですね。

そんなは様々な種類がいて生態もそれぞれ異なります。

また、ポケット袋には子供を入れっぱなしなので汚いとか臭いとか言われています。

言われてみればツッコミたい要素が多い動物ですね。

今回はそんなカンガルーの生態について深掘りしていきます。

目次

カンガルーの生態

kanga
『カンガルー』と言っても実は様々な種類がカンガルーが存在します。

小型の種類だと25cm程度で体重は0.5kg大型の種類では160cm、体重は85kgと種類によって様々です。

イメージでは茶色や赤茶色の毛をした生き物ですが、黒い毛をした種類も存在します!

後肢が非常によく発達しており、太い尻尾でバランスを取りながらジャンプすることができます。

ジャンプをする理由は足を使って移動するよりもエネルギーを節約して速く移動できるからだと考えられています。

大型のアカカンガルーは時速70kmまで出せると言われており、もう少し遅ければ長距離移動も可能です。

驚きなことに発情期は1日に100km以上の距離を移動することもあります。

マラソン選手顔負けの速さと持久力ですね…。笑

さらにアカカンガルーは発情期にオス同士でボクシングをすることがあります。

最初は上半身を大きく見せるホッピングで勝負をし、勝敗がつかなければ殴り合いになるとのこと…。

ただ、パンチよりもキックが恐ろしく人間が食らったら内蔵が破裂するかもしれない破壊力だそうです。笑

長距離マラソンもできて、キックボクシングもできるなんてまさに動物界のアスリートと言えます。

カンガルーの生息域

種類にもよりますが、カンガルー全般を指す場合はほぼオーストラリア全域に生息しています。

大型のアカカンガルーで言えば乾燥した草原や砂漠などに生息します。

カンガルーの食べ物・餌

現存するカンガルー類のほとんどは草食で乾季にはイネ科の草を食べます。

中には昆虫やキノコなどを好む種類もいるので面白いですね!

カンガルー類は絶滅してしまった種類もいるのですが、昔は肉食のカンガルーも存在していました。

ポケット袋は臭くて汚い?

カンガルーは子供をお腹のポケットに言えれているイメージですね!

この袋は育児嚢(いくじのう)と言って子供を育てるための部位です。

雑学的な知識ですが、この育児嚢は非常に臭いと言われています…。

お腹にいる赤ちゃんが糞や尿を溜めてしまうからという理由で説明されますが、これは間違いです。

親カンガルーは赤ちゃんの排泄器官を舐めて、排泄を促します。

その際に出てきた排泄物は親カンガルーが食べてしまうのです!

びっくりする人も多いですが、これは猫などでも子育ての一貫で行われています。

反対にコアラなんかは子供に自分の糞を離乳食として食べさせたりするので自然界では糞を食べたりするのは普通なのかもしれません。

また、カンガルーは子供が生まれる前に袋の中を舐めてキレイに掃除するそうです。

だからかはわかりませんが、子供がいるときはあまり臭くはないと言われています。

反対に子供がいる前はとんでもない臭いがするそうなので触らない方が良いとされています…。

気になる人はカンガルーとふれあいができる動物園に行ってみると良いですね!笑

まとめ

・カンガルーは主に植物食ですが、種類によってはキノコや昆虫を食べる

・カンガルーの子供の排泄物は親カンガルーが食べるため、袋には溜まらない

・子供ができるとカンガルーは袋を舐めて掃除する

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