オーストラリアにはカンガルーとワラビーとワラルーという種類の動物がいます。
似たような姿をしているけれどどこが違うのか?
今回はカンガルー、ワラビー、ワラルー3種類の動物の違いにつて深掘りしていきます。
カンガルーとワラビーとワラルーの違い
カンガルーとワラビーとワラルーはどれもオーストラリアに生息する有袋類の仲間です。
ややこしいことに分類学的にはこの三種は全てカンガルーの仲間になります。
どう分けるかというと3種の違いは『大きさ』です。
感覚としてはクジラとイルカの違いと一緒ですね。
小型のものを『ワラビー』
中型のものを『ワラルー』
大型のものを『カンガルー』
とただ呼び方区別しているということですね。
その基準としては
ワラビー:25cm~ 体重平均25kg以下
ワラルー:75cm~
カンガルー:115~160cm
が目安になりそうです。
なので『カンガルー』はワラルーやワラビーを含めて総称で使う場合もあります。
基本的には平均的な大きさで区別しているだけに過ぎず、生物学上違いはないです。
大きさ以外の見た目の違いは?
大きさ以外で明確に区別できるポイントは尻尾と足です。
ワラビーはカンガルーなど大型の種類に比べて尻尾も足も小さいと言われています。
ただ、明確な定義付けはされていないので一番わかりやすいのはそれぞれの種名かもしれません。
ワラビーは約30種類おり、ワラルーはたったの3種でそれ以外はカンガルーということになります。
ただ、ワラルーはカンガルーよりもわずかに小さい程度と言われています。
ややこしいことだらけですが少なくともどの種類も『カンガルー』と言っておけば間違いはなさそうです…笑
生き物の名前は曖昧なものが多いので混乱しますね。
ワラビーやカンガルーが飼育されている動物園
日本の動物園でワラビーとカンガルーの大きさの違いを体感できる場所があります。
伊豆シャボテン公園では『カンガルーの丘』という場所があり、そこではワラビーもカンガルーも放し飼いにされているので大きさも比較しやすいです!
間近で観察したり、比較したい場合は伊豆シャボテン公園に行ってみると良さそうですね!
まとめ
・カンガルー、ワラルー、ワラビーは生物学上違いはない
・3つに分けることについては明確な定義はなく、比較的な大きさ区別しているに過ぎない
・ワラビーとカンガルーであれば伊豆シャボテン公園で間近で観察が可能
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