キリンと言えば首の長い動物として子どもの頃から知っている人が多いと思います。
あまり気にしなかったですが、なぜ首が長いのかや首の骨の数はどれくらいあるのかなど疑問ですよね…
今回はキリンの生態を含め、なぜ首が長いのかについて深掘りしていきます。
キリンの生態
キリンは首が長いだけでなく、世界でも最も背の高い動物です。
背の高さは角の先端から足までで4.7~5.3メートル、体重はオスは800~1180キロ、メスは550~1180キロとかなり大型動物になります。
体色は淡黄色の地に橙褐色や赤褐色、黒色の斑紋が入るのが特徴的ですね。
また、動物と言えば鳴き声が気になるところですが、キリンはほとんど鳴くことはありません!
極稀に鳴くこともあるようですが『モー』とウシのような鳴き声をしているようです^^笑
偶蹄類の仲間はみんなウシに近い鳴き声な気がします!
キリンの生息地
キリンはアフリカ大陸の一部の地域に分布している動物です。
主な南部アフリカの疎林やサバンナに生息しています。
しかし、現在森林伐採や農地開発、密漁なっどによって数が大きく減っています…
キリンは複数種類存在しますが、どの種類も全体的に減少傾向にあるそうです。
キリンの食性
キリンは主に植物食でアカシアなどの葉っぱ、新芽、枝などを食べます。
メインではないですが果物や草を食べることもあるそうです。
基本的には明け方や夕暮れくらいに食事をします。
となると昼間は何をしているかというと食べた植物を反芻(噛み直)しています!
キリンの首が長い理由
多くの人はキリンの首が長いのは”高いところにある葉っぱを食べるため”と答えると思います。
しかし、実際には首が長い理由は“立ったまま水を飲めるようにするため”だと言われています。
サバンナには天敵となる肉食動物が数多くいるので、立ったまま水が飲めると逃げる時にとても便利です。
また首が長いだけでなく、足が長いのも立ったまま水が飲めるようにするためだと考えられています!
キリンの首の骨の数は?
キリンは首が長いから首の骨の数が多いと思っている人もいますが、人間と変わらず頸椎の数は7個しかありません。
一つ一つの骨がかなり大きく、長い構造をしてます。
さらにこの長い首を支えるために首の筋肉がかなり発達しているそうです!
また、面白いことに頭まで血液を回せないといけないので動物の中で最も血圧を有しています 笑
まとめ
・キリンはアフリカのサバンナに生息する大型の草食哺乳類
・首が長いのは高いところの草を食べるためでなく、立ったまま水を飲むため
・首が長いので頭に血を送るため動物の中で最も高血圧
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