ライオンとトラはどっちが強い?違いと交配したハーフのライガーとタイゴンを解説

ライオントラは同じネコ科の動物というのは誰もが何となく知っていることだと思います。

一時期ライオンとトラを交配させてライガーができることが話題にもなりました。

今回はライオンとトラの違いやどちらが強いのか、交配種であるライガーなど深掘りしてきます!

目次

ライオンの生態

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ライオンはオスが体長170~250cm、メスが140~175cm、尾は共に100cm前後になります。

オスの成獣には”たてがみ”が何よりの特徴ですね!

このたてがみは体を大きく見せたり、急所である頭部・頸部を守るためにも役立つと言われています。

世界的にも百獣の王として認知されており、最強の動物と思われています。

ライオンの生息地

ライオンはサバンナや草原などの開けたところに生息しています。

現在の分布はサハラ砂漠以南のアフリカ大陸とインド北西部のみです。

1万年前まではアフリカからインドまでのユーラシアに生息し、ペルーなど南アメリカにも生息していたことがわかっています!

そのため、ヒトに次いで広範囲に生息していた大型哺乳類だったそうです…

過去に大繁栄しているからこそ百獣の王と言われるのかもしれませんね!

トラの生態

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トラは体長140~280cm、尾の長さが95cm~119cmほどの大きさになります。

虎柄という模様があるように体は黄色や黄褐色の地に黒い横縞が入るのが特徴的です!

この縞模様は藪などで活躍し、周囲に模様が溶け込んで獲物に気づかれずに忍び寄ることができます。

トラの生息地

トラは湿潤はジャングルや茂みの多いところに生息しています。

分布はインドやインドネシア、対、中国、ネパール、バングラディッシュなどのアジア諸国の一部のみです。

100年前までアジアに広く生息していましたが、近年大幅に減らして分布はかなり限られています。

ライオンとトラの違いは?

ライオンとトラの大きな違いは生息・適応している環境ですね。

ライオンはサバンナや草原など開けた場所を好み、トラはジャングルや身を潜めることができる環境を好みます。

また、見た目の違いも生息する環境が大きく関わっています。

トラの生態でもあったようにトラに模様があるのは茂みで自分を見つかりにくくするためです!

同じネコ科の近縁な動物ですが、生きるための戦略が違うというのが正しい解釈と言えます。

ライオンとトラはどっちが強い?

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強さについては明確にはわかりませんが、体格はトラの方が大きいことから直接対決した場合はトラに軍配が上がりそうですね^^!

また、それぞれ習性や性格も大きく違います。

ライオンは集団行動をし、トラは基本的に単独行動なので一騎打ちでもトラが優勢になりそうですね!

性格はライオンは温厚でトラは神経質なので図太さではライオンの勝ちでしょう!笑

ライオンとトラの交配でできるハーフ

ライオンとトラは交配することができます。

父がライオンで母がトラだと「ライガー」、父がトラで母がライオンだと「タイゴン

野生下ではトラとライオンの生息域は重ならないので交雑種が生まれることはありません。

どちらも研究目的で交雑された動物です。

ライガー(Liger)

ライガーの特徴としては、たてがみがなく、身体がトラやライオンよりも大きくなるようです。

雑種動物のため基本的には繁殖力がありません。

タイゴン(Tigon)

オスのトラとメスのライオンの交雑種でタイゴンと呼ばれるものもいます。

たてがみがあり、身体には模様が出るものの身体の大きさはライオンやトラよりも小さくなるそうです。

どちらの交雑種も先天的疾病や発育不全になりやすいことから、本来生まれるべき動物ではないと言う印象をうけます…

まとめ

・ライオンはサバンナや草原など開けた環境でアフリカに生息する

・トラはジャングルや茂みなど身を隠せる環境でアジアの一部に生息する

・トラとライオンの大きな違いは生息する環境と分布

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