クサギカメムシは農家の方や洗濯物を干したことのある方は知っている人も多いでしょう。
作物を売り物にできなくなったり、洗濯物が臭くなったりと迷惑に思う方もいると思います。
私もこどもの頃に干したての洗濯物にダイブし、クサギカメムシに臭いを付けられて時は少しテンションが下がりました…
そんなクサギカメムシにはどのような対策をすればいいのでしょう?
今回はクサギカメムシの生態と駆除方法、対策について深堀していきます。
クサギカメムシの生態
クサギカメムシは日本全国に分布しており、山地から農耕地まで幅広く生息しています。
餌もこれまた幅広く、マツやスギのほか果物や豆などの穀物など、多くの植物の種を餌としています。
おそらく、昔は山地にいたクサギカメムシでしたが、餌の豊富な農耕地で餌を得るため畑などで大量発生したことから害虫呼ばれるようになったのでしょう。
また、冬には気温の変化が少ない場所で冬眠するので、民家などにも姿を現します。接触した際に発する臭いも、カメムシ独特のものなので、衛生害虫としても知られています。
私は基本的にはカメムシの臭いは嫌いではないですが、クサギカメムシの出す臭いはなかなかに強烈です…笑
春になると成虫が出現し、6~7月に卵を数十個産み、そして8月ごろに成虫になったものは冬眠して次の春にまた繁殖するというサイクルを繰り返します。
クサギカメムシの駆除方法
[ad#co-1]クサギカメムシの発生場所は多岐にわたっているため、仮に発生している場所が判明し、その場所の取り除いても、また新しい発生場所から飛来してくる可能性があるので、労力を注いでも結果が伴わない可能性が高いです。
そのため、クサギカメムシの基本的な対策はいかに侵入させないかという侵入防止策になります。
春先やカメムシが出現する前に家の壁面に殺虫剤を散布することで家に入ってくるのを防ぐことができます。
しかし、殺虫剤の使用には注意が必要で、農業用のものを使用しないと周囲の自然に悪影響を与える可能性が大きくなるので注意して選びましょう。
洗濯物に寄せない対策法は?
寄せ付けない対策として忌避剤というものがありますが、寄せ付けにくくするだけで全く来ないかといわれるとそうではありません。
一番の対策としては大量に発生するシーズンは外で干すのを控えることや、取り込む際にカメムシがいたらそっと払って取り込むことで、臭いが洗濯物につくのを防げるでしょう。
まとめ
・クサギカメムシは幅広く分布しており、餌も多岐にわたる
・クサギカメムシの基本的な対策は殺虫剤などでの侵入防止策
・洗濯物を干す際は発生シーズンに干すのを控え、取り込む前にそっと払うことが効果的
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