カタツムリといえばアジサイが咲く梅雨の時期になるとよく見かけるようになりますね!
動きが遅くて簡単に捕まえられることから子供が良く拾ってきたりします。
『子供が飼いたい』と言った場合は自由研究の題材にも使うことができます。
今回はカタツムリの飼い方と飼育する際に知っておきたい注意点などについて紹介していきます。
カタツムリの飼育や飼い方は?
カタツムリは特定した生き物の名前ではなく陸に棲む貝の中でも『オナジマイマイ科』や『ニッポンマイマイ科』のものが一般的によく『カタツムリ』と言われます!
なので飼育を始める際や自由研究の題材にするときには、まずそのカタツムリが何という名前なのか調べてみると良いでしょう。
また、カタツムリにもいっぱい種類がいるので色々と調べていけば子供にとっては良い勉強にもなると思います。
飼育に必要なもの
■飼育ケース
飼育ケースは網目状のフタがあるものだと良いです。
飼育する際にはケースは日の当たる場所や乾燥した場所に置くのは避け、風通しが良い日陰になる場所で飼うようにします。
■小さな鉢植え
繁殖などを行いたい場合は鉢植えに土を入れて観察すると子供のカタツムリなどが見れます。
やり方は鉢植えには腐葉土など土を入れておきます。
大きい大人のカタツムリを複数匹入れていれば交尾をして土に卵を産みます。
6~8月には卵を産むので早ければ産卵して20日後には卵からカタツムリの赤ちゃんが孵化して出てきます。
■霧吹き
カタツムリは乾燥に弱いのでこまめに霧吹きで水を掛けてあげます。
繁殖を行って赤ちゃんカタツムリを育てる場合は特に霧吹きが大切になります。
しかし、水浸しにしてしまうのは辞めましょう。
■エサ入れ
カタツムリの餌を与える際の容器です。
カタツムリの餌
カタツムリの餌は主に野菜などを与えると良いです!
餌が普段の生活で私達食べたりしているものなので少量与えるだけで飼育できるのが良いところですね。
主に野菜はキャベツやニンジン、白菜、きゅうりなどになります。
観察日記などを作る場合は野菜の好き嫌いも観察するといいかもしれませんね!
また、殻を形成するためのカルシウムを普及するために鶏の卵の殻を与えると良いです!
しっかりと殻も食べてしまうのでその点も観察すると良いですね。
よくアジサイの上にいるのでアジサイを食べるの?と思う方もいると思いますが、基本的にはアジサイの葉には毒があるので食べません!
※アジサイの毒を分解できる変わった種類もいるようです
関連記事:カタツムリとナメクジの違いは?殻を取ったらどうなるの?
カタツムリを飼育する時の注意点!寄生虫がいるって本当?
どんな生き物にも危険や人に害のあるものを持っている可能性はあります。
絶対的に言えるのは生き物などを触ったら必ず『手を洗う必要がある』ということです!
カタツムリや淡水の巻き貝の仲間は線虫類などの寄生虫の中間宿主になります。
直接触ったことや間接的に口や目、傷口などから感染する恐れがあるので注意しましょう。
線虫類が人に感染した場合だと中枢神経系で育とうとするため眼や脳などに入る場合が多いので、死亡するケースや重篤な障害が残る可能性も大きいです。
本土でそのような例は少ないですが、沖縄にいるアフリカマイマイを触った女の子が寄生虫に感染してなくなった例もあります。
対策をしては線虫類は乾燥にものすごく弱いので手洗いをしたあとしっかりと手を乾燥させることが大切です。
特にお子さんで指しゃぶりをするような子の場合は気をつけるようにしましょう。
少し怖い話を書きましたがそういった可能性もあるということは知っておいた方が良いです。
手に切り傷や擦り傷がある場合は触らないように注意して下さいね!
まとめ
・カタツムリは人が食べる野菜などを与えてこまめに霧吹きを掛けてやることで簡単に飼育することができる
・カタツムリの種類を調べたり、観察日記をつければ自由研究の題材としても使える
・カタツムリの仲間には寄生虫がいる可能性もゼロではないのでしっかりと手洗いする必要がある
最後まで読んでくれた方、ありがとうございました!
関連記事:カタツムリの寄生虫は人間にも寄生する?日本でも死亡被害はある?
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