コモンマーモセットの生態と性格は?野生で見られる生息地はどこ?

猿の仲間は多く確認されており、体のサイズも種によって様々です。

大きい猿の代表がゴリラやオランウータンなら、小さい方はリスザルやマーモセットがよく知られています。

コモンマーモセットは、そのマーモセットの中でも代表的な種です。

南米に暮らす、いわゆる新世界ザルの一種であり、ペットとしても人気があります。

今回はそんなコモンマーモセットの生態と性格、野生での生息地についてご紹介します。

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コモンマーモセットの生態

コモンマーモセットは、哺乳類霊長目オマキザル科マーモセット亜科コモンマーモセット属の動物です。

体長は20cmから30cm、大きめのリスと同じくらいしかありません。

その小さな体つきから、ポケットモンキーという名で呼ばれることもあります。

体毛は黒、茶色、灰色と様々ですが、耳の周りだけ真っ白な毛に覆われています。

自分の体より長い尻尾には、ふわふわした縞模様の毛が生えています。

樹上生活に特化した猿で、自分から地上に降りることはまずありません。

手は木をつかみやすい形に進化しており、足は抜群のバネを誇り枝から枝へと飛び移ることができます。

果実や木の葉、昆虫などを食べる雑食性ですが、コモンマーモセットは珍しいものを主食にしています。

大きな歯で樹木の肌を傷つけて、染み出た樹脂を食べるのです。

樹脂というのは、つまりカブトムシなどが好きな樹液と同じもので、松ヤニや漆もその一種です。

昆虫などもよく食べますし、生息する地域や個体によっても変わってきますが、コモンマーモセットの食事の半分は樹脂だと言われています。

野生の環境での寿命は十年程度。人間の飼育下では十数年程度ですが、二十年以上生きた個体もいるようです。

生理学的、解剖学的特徴や薬物代謝がマウスよりも人間に似ていて、繁殖も比較的容易なため、医療の実験動物としても活躍しています。

コモンマーモセットの性格

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オマキザル科の猿は賢い種が多いのですが、コモンマーモセットも知的な一面を持っています。

数頭から十数頭の群れを作って暮らしているのですが、鳴き声によるコミュニケーションを取る、群れで食べ物を分け合うなど、猿の仲間でもあまり見られない行動を取ります。

一夫一婦制が基本ながら一夫多妻や多夫一妻のペアも確認されており、群れによってペアの形式が異なる、文化のようなものがあるのかもしれません。

繁殖中のペアは群れの中で大事にされ、子が生まれると父親である雄も子育てに参加し、さらには群れ全体がそれに協力します。

これらの行動は非常に社会的なものだと近年注目されており、コモンマーモセットの知能の高さを物語っています。

臆病でストレスに弱いコモンマーモセット。

しかしそれは、彼らが仲間を想うことができるほどの知力を備えていることの証拠なのです。

野生のコモンマーモセットがいる生息地

コモンマーモセットは、元はブラジルの北東部に生息していました。

人間の手で運ばれた個体が野生化し、近年はブラジル南部にも生息域を広げて問題になっています。

ペットとして飼育することも可能ですが、頭がいい半面デリケートな部分もあるので、よく考えてから決めるべきです。

気軽に会いたければ、飼育している動物園を探しましょう。

上野動物園などで会うことができます。

まとめ

・コモンマーモセットは、ポケットモンキーとも呼ばれる樹上生活に特化した雑食性の猿

・知能が高く、高度に社会的な行動を取る

・ブラジル北東部に生息していたが、人の手で運ばれてブラジル南部でも野生化している

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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