ドブネズミはそれほど頻繁に遭遇するわけではないですが、私達が住む生活圏内にいるため見かけることがあります。
また、巨大なものはネズミとは思えないようなサイズになることも…。
今回はそんなドブネズミの生態と巨大化するかなどについて深掘りしていきます!
ドブネズミの生態
ドブネズミは下水まわりや河川、海岸、湿地など湿気の多い環境に生息しています。
泳ぐことも上手いので水陸両用と言えますね。
ただ、不思議なことにドブネズミは人の棲む家から離れた場所では見ることが出来ません。
恐らくですが都市や市街地などに適応することで成功している種類なのだと思います。
市街地に生息することで下水やゴミ捨て場、食品倉庫など水や食料得られる場所を好みます…。
私も会社へ向かって歩いているときに側溝のフタの間からドブネズミがこっちを見ていて目があったことがありました。
確かに下水道や側溝を使って移動すれば外敵に見つかることもないですし、かなり頭が良いですよね。
野外では河原の土手や田畑の土が盛り上がっている場所に巣穴を掘って生活をします。
市街地などでは下水管が破れた箇所、植え込みの地中、公園などに巣穴を作ることもあるようです。
意外と身近な場所に潜んでいる可能性も大いにあるようですね…。
こちらの動画は東京都内の地下鉄のホームを歩いていたドブネズミです。
渋谷などでは側溝の隙間から出入りしている姿もよく見ることができますね。
ドブネズミの食べるもの
基本的に雑食性で何でも食べますが、魚介類や肉などを好みます。
そのため、明け方はゴミ捨て場などで生ゴミを漁っている可能性が高いので観察したい場合は狙い目です。
高タンパクなものを好んで食べることもあり、代謝するためには大量の水を摂取する必要があります。
それが理由で水辺や湿気の多い環境を好むのだと考えられています。
ドブネズミの大きさは?巨大化するの?
時々恐ろしいほどに大きなドブネズミを目にします。
ネズミとは思えない大きさですからね…
ドブネズミは寒さにも強いため極寒の地である北極近辺と南極大陸以外を除けばほぼ全世界に生息しています。
そのため、海外では時にとんでもない大きさのドブネズミが見つかることもしばしば…。
通常のドブネズミの大きさは体長が180-280mm、尾の長さ249-220mmとイメージだとモルモットくらいの大きさです。
しかし、ロンドンではその通常のサイズを遥かに超える大きさのドブネズミが見つかっています…。
写真引用:http://www.dailymail.co.uk
ぱっと見でも頭から尻尾で1メートルくらいはあるのではないかという大きさですね。
ドブネズミの寿命は野外だと1-2年程度なのでその期間でこれだけ大きくなったということでしょう…。
環境によっては巨大化することもあるのだと思います。
できれば遭遇はしたくないですね。笑
それにドブネズミは人にも感染する菌やウィルスを保有している可能性もあるので見つけたとしても触ったりはしないようにしましょう!
まとめ
・ドブネズミは都市や市街地に適応した大型のネズミである
・ドブネズミは通常の2倍以上にまで大きくなった個体が捕獲されたことがある
・人にも感染する菌やウィルスを持つため不用意には近づかない
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コメント
コメント一覧 (1件)
この男性はどうやって捕まえたのでしょうね、、、、