夜空に幻想的な光を映し出す蛍。とてもきれいですよね。
でも、ホタルはなんで光を出すのでしょうか?意味はあるのでしょうか?
また、20㎜にも満たない蛍がなんであんなに強い光を出すことができるのでしょうか。
今回は蛍の光る理由と仕組みについて深堀していきます。
ホタルが光る理由は求愛?
蛍が光る理由は求愛行動であり、自分の居場所仲間に知らせるためです。
オスもメスも発光しますがメスは飛び回らず、オスが来るのを待ちます。そして、オスの蛍は飛び回り、止まっているメスを探します。
皆さんが想像する光が飛び回る風景はメスを必死に探しているオスたちです。
そう考えるとロマンチックでもありちょっと悲しくもありますね。笑
また、私は見たことないので実際どうなのかわかりませんが、幼虫のときは光り方が違うそうですね。
ホタルが光る仕組み
[ad#co-1]蛍はもちろん、全身が光るわけではありません。
蛍の腹部には発光器という部分があり、そこだけが光っています。
発光器でシルフェリンと呼ばれる発光物質が関係しており、ルシフェラーゼという酵素とATPがはたらくことで発光します。
これらの発光する過程で消費するエネルギー量は蛍光灯などの光源と比較すると非常に効率がよく、ほとんど熱を発しないため冷光と呼ばれています。
他にもシルフェリンとリシフェラーゼはホタルイカなども持っているそうです。
光る条件と時間帯
蛍の光る条件は初夏で、尚且つ湿度の高い梅雨の時期に成虫のホタルが出てき始めます。
しかし、蛍が飛ぶ時期は、地域や場所で違います。
温暖な地域に行けば行くほど早く出現するので観察したい場合は注意しましょう。
蛍の見れる時間帯は19時~21時が見ごろで、曇りや新月の月明かりがなく、湿度が高い、風がない条件で活発に活動します。
一番蛍が飛び回るのは19時からですが、23時前後と午前2時前後のも飛ぶので一日に3回チャンスがあります。
まとめ
・蛍は求愛のために光っており、オスはが飛んでメスは止まって光っている
・蛍はシルフェリンという発光物質によって光っておりホタルイカも同様の物質を使っている
・初夏、風や光がなく、湿度が高いと蛍が出現しやすく1日に3回出現ピークがある
最後まで読んでくれた方、ありがとうございました!
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