ツクツクボウシが鳴き始めると夏が終わりを告げヒグラシが鳴くと夏のが始まったなーと思います。
私はツクツクボウシとヒグラシの鳴き声を聞くとノスタルジックな気分になるのですが、皆さんどうでしょうか?
その中でも今回は独特な鳴き声をしているツクツクボウシのお話です。
今回はツクツクボウシの鳴き声と変化について深堀していきます。
ツクツクボウシの鳴き声
ツクツクボウシは8月中旬~9月頃まで鳴くセミです。
雌への求愛行動のために鳴き、雄は日が傾き始めたころに鳴き始め、日没まで鳴いています。
鳴き声は
「ジ―――、ボーーーシ!、ツクツクツクツク、ツクツクボーシ!ツクツクボーシ!」と鳴き、
「ツクツクボーシ!」をその後10数回繰り返します。
そして、「ツクツクイイヨ――!、ツクツクイイヨ――!」を数回繰り返し、
「ジ―――――」と言って鳴き終わります。
私はこのように聞こえますが、人の聞こえ方には違いがあるのでそれぞれ聞こえ方が違うと思います、実際にぜひ聞いてみてください。
鳴き方が途中で変わる?
[ad#co-1]ツクツクボウシは大体「ジー」と「ツクツク」、「ツクツクボーシ!」、「ツクツクイイヨー」の4パターン位が一回の鳴き声で変化します。
こんなに一回の鳴き声で変化するセミは日本にはツクツクボウシだけです。
他のセミが鳴くと夏の熱さをより強くさせているような気がして疲れますが、ツクツクボウシの鳴き声は歌っているようで、聞いていて飽きないですよね。
変化する意味や理由は?
ではなぜこんなに変化する鳴き声になったのでしょうか?
ツクツクボウシがなぜこんなにも個性的な鳴き声になったのは恐らく、特徴的な鳴き声をすることで自分と同じ種の雌にアプローチしやすいようにではないかと考えられています。
みんな似たような鳴き声になってしまった場合、自分と同じ種ではないセミが来る可能性があります。
それを回避するために鳴き声の周波数ではなく、鳴き声のパターンを変化させているのでしょう。
まとめ
・ツクツクボウシの鳴き声は4パターン位のフレーズで構成されている
・ツクツクボウシ以外にこんなに変化する鳴き声のセミは日本にはいない
・鳴き声を変化させる意味は自分と同じ雌に効率良くアプローチするためだと考えられる
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最後まで読んでくれた方、ありがとうございました!
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