5月下旬から8月くらいに洗濯物を干していると服に小さいツブツブが付いていることがあります。
最初はなんだかわからないかもしれませんが、しばらくすると小さいカメムシが出てきた!なんてことも…。
今回はカメムシの卵の駆除方法について深掘りしていきます。
カメムシが洗濯物や網戸に産卵する理由は?
多くのカメムシは自分が食べる餌がある場所に産卵します。
本来はその食物となるような植物の葉の裏に卵を産み付けるのが通常です。
なので卵が洗濯物や網戸などに産み付けられるということは周辺にカメムシの餌となる植物または果実があるのが直接的な原因だと考えられます。
私も家の周りに果樹園が多いので、クサギカメムシなんかは非常に多いです…。
なぜ洗濯物や網戸なのかというのは個人的な考えではどちらも虫にとっては止まりやすく歩きやすいからではないかと思っています。
多くのカメムシの産卵してから孵化まで期間は1週間~10日程度とかなり短いので、それほど産卵場所を厳選する必要性もないのかもしれません。
一度に産む卵の数は10~100個と非常に多いのでカメムシが増えてしまうのもうなずけますね。
関連記事:カメムシは人を噛む?噛まれた痕と痛みがひどいけど毒性はあるの?
カメムシの卵の駆除方法は?
洗濯物や網戸にすでに産み付けられてしまった場合は卵を取り除いてしまいましょう。
直接手で触るのは非常に抵抗があると思うので定規やヘラなどを使って取ると良いですね!
根本的に卵を産ませないようにする駆除・対策方法は現状はありません。
そのため、ここで紹介するのは対処療法的な内容になります。
カメムシが好むものを除去する
個人的に一番効果があったのはこの対処法です。
よく言われていることですが、カメムシはツルが伸びる植物やマメ類を好みます。
私の場合、家の周りにあったクズを除去することでカメムシを見る回数はだいぶ減りました。
特に小さくて大量に増えるマルカメムシはクズによく付いているので見なくなりましたね。
この方法はかなり効果は見込めますが、雑草刈りと一緒で定期的に行わないと植物がどんどん広がってしまいます。
手間を惜しまなければ効果的なのでぜひ試してみてください!
この除去作業は冬場だと葉も少なく、枝も乾燥していて切りやすいのでオススメですね。
カメムシよけのスプレー・薬品を使用する
個人的にはオススメできない方法ですが、薬品などを使う方法もあります。
これらの効果は本当に一時的なものになります。
カメムシが活発に活動をする夏から秋の時期だけ避けられれば良いという方や出る時期が毎年決まっている場合は効果的かもしれません。
カメムシ用の『カメムシコロリ』というものもあれば、吊るすだけの忌避剤もあるので効果がありそうなものを試すと良いでしょう。
直接手を下す
最終手段ですが現れたカメムシを自分で捕まえて処理する方法です…。
多くの方はペットボトルの口からカメムシを入れて回収しているようですね。
カメムシは自分の臭いでも充満した空間に入れば死んでしまうのでペットボトルに入れた後は放置するのが効果的だと言えますね!
まとめ
・カメムシが洗濯物や網戸に卵を産むのは周辺にカメムシが好む植物や食物があるからと考えられる
・個人的にカメムシ対策・駆除で効果的なのは好む植物などを除去・草刈をすること
・一時的な効果は薬品などの使用・最終手段は直接ペットボトルで捕獲する方法
最後まで読んでくれた方、
ありがとうございました!
関連記事:カメムシの生態と発生時期は?成虫の寿命はどれくらい?
生き物好きの方にシェアしてこの情報を届けませんか?
記事が参考になったという方は
FBなどで「いいね!」もお願いします^^!
コメント