カメムシというと危険を感じるとクサイ臭いを放つことは有名ですね!
中にはあの臭いが好きな人もいるかもしれませんが、大多数の人があの臭いは苦手・嫌いだと思います…。
実はあの臭いは非常に有害でカメムシたちも密閉された空間で臭いを出させると自滅して死んでしまうことがあるんです。
今回はカメムシの臭いの成分やなぜ自滅してしまうのかについて深掘りしていきます。
カメムシの臭いの原因成分は何?油?
カメムシは腹面にある臭腺から『トランス-2-ヘキセナール』を主成分をした成分の悪臭を分泌しています。
『トランス-2-ヘキセナール』は脂肪族のアルデヒドで、草や葉のにおいの主成分でもあります。
このような臭いを出すのは敵の攻撃などを受けた時で捕食者からの防御であると考えられています。
キュウリやトマト、リンゴ、バナナなどのにおいにも含まれているものですが、消防法による第4類危険物 第2石油類に該当します…。
危険な成分だからなのか群れでいるカメムシは1匹がにおいを発すると一斉に逃げ出し始めるそうです!
ぜひカメムシが固まってた場合は棒で突くなり試して見てください!
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カメムシは臭いで自滅する?
危険性は半数致死量がラットで780mg/kgと少量でも有害なため、小さなカメムシにとってはすぐに致死量になってしまいます。
なので密閉された空間だと致死量に達して自滅して死んでしまうことになります…。
さすがに密閉されていなければそのようなことは起きず、自滅することはないようです!
人間の場合は『クサイ!』という不快感がある程度ですが、中にはアレルギーのある方もいて、においを嗅ぐだけで紅斑が出てしまうような人もいるので有害であることがわかります。
また、においだけでなくカメムシを踏んだり、潰してしまうと皮膚が荒れることがあるので注意が必要です。
他にも極稀に噛まれることもあるので、カメムシは意外と危ないヤツ?なのかもしれません。笑
まとめ
・カメムシのにおいの主成分は『トランス-2-ヘキセナール』という成分
・自滅してしまう理由はカメムシが小さいため致死量が低いから
・人間にとっては不快感だけだが、中にはアレルギーのある人もいるので危険
最後まで読んでくれた方、ありがとうございました!
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