カモノハシという生き物をご存知でしょうか?
くちばしのような口を持っている動物ですが、厳密に言うと哺乳類の仲間です。
また、可愛らしい見た目をしていますが、毒を持っていると言われています。
今回はそんなカモノハシの毒や生態について深掘りしていきたいと思います。
カモノハシは何類の仲間なの?
カモノハシは哺乳類の仲間です。
他の哺乳類で言うとハリモグラが近縁な仲間だそうです。
そして、哺乳類の中でも最も歴史の古い生き物かもしれないと考えられています。
証拠はありませんが、どれくらい古いかというと恐竜がいた中生代の頃から生きていた可能性があります。
さらに不思議なのはカモノハシの遺伝子は哺乳類でありながら、鳥類や爬虫類にも近い遺伝子を持っているという点です。。
それは哺乳類なのに卵を産むということにも繋がるのかもしれませんね。
また、くちばしは意外にも柔らかいらしいです!笑
ぜひ一度触ってみたいですね…。
このくちばしは微弱な電流や水流を感知できる代物で目を瞑ったまま獲物を捉えることができます。
カモノハシには毒がある?
触ってみたいとは言いましたが、カモノハシは哺乳類では珍しいことに毒を持っています。
オスのカモノハシには水かきのある足の爪から毒を分泌します。
この毒はイヌ程度の動物を毒死させるには十分な強さを持っており、人が刺された場合も激しい痛みが走るようです。
ヒトがカモノハシに刺されたことによる死亡例は無いですが、刺されてしまうと痛みが数日間または数ヶ月は持続的に続くと言われています。
メスのカモノハシは成長する過程で爪が脱落することから毒を持っていないそうです。
繁殖期になるとこの毒の生産量が増えることから、他の生物に対して対抗する手段として毒を利用するようになったのだと考えられます。
カモノハシは日本で見られる?
カモノハシは残念ながら日本では動物園でも飼育の記録がありません。
オーストラリアの政府はカモノハシは大切に保護しているため、誘致を行ったとしても日本の動物園に持ってこられることは難しいそうです。
もしも、カモノハシを観察したい場合はオーストラリアの保護区へ行く以外に方法はありません。
まとめ
・カモノハシは哺乳類の仲間だが、鳥類や爬虫類に近い遺伝子を持っている
・カモノハシのくちばしは獲物を感知することに使われている
・毒は足の爪にあり、ヒトが刺されると激しい痛みが長い期間に渡って続く
関連記事
ビーバーは日本に生息するの?見られる動物園は関東と関西にある?
最後まで読んでくれた方、ありがとうございました!
生き物好きの方にシェアしてこの情報を届けませんか?
記事が参考になったという方は
FBなどで「いいね!」もお願いします^^!
コメント