モモンガとムササビと違いは?飛ぶ理由と飛距離はどれくらい?

モモンガとムササビというと滑空して飛ぶことができる哺乳類として有名ですね。

けれどこの2種類の違いを聞かれると知らない人がほとんどです。

今回はこのモモンガムササビ違いについて深掘りしていきます!

目次

モモンガとムササビの生態

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モモンガとムササビ両方共リスの仲間で古く親しまれている動物です。

モモンガについてはペットとして馴染みがあるフクロモモンガのイメージが強いですが、フクロモモンガはオーストラリアに生息する有袋類の仲間なので全く違う生き物です。

こちらでは日本に生息するモモンガ、ムササビについて紹介していきます。

ニホンモモンガ

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ニホンモモンガは日本の山地から亜高山帯の森林に生息している動物です。

体長は15-20cm、尾の長さが10-15cmとムササビに比べて体の大きさは小さいですね。

食性は木の葉、芽、果実、種、樹皮など植物を主に食べています。

ホオジロムササビ

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ムササビも山地や平地にある森林に生息している哺乳類で、滑空しやすい高い木に巣を作る動物です。

体長は27-49cm、尾の長さが28-41cmとモモンガに比べると倍近いの大きさになります。

日本に在来するのネズミの仲間では最大級の動物です。

ケヤキやカエデの若葉、種、どんぐり、木の実、新芽、花、樹皮など季節ごとに様々な植物を食べています。

モモンガとムササビの違い

モモンガとムササビの違いで顕著なのは大きさです。

イメージでいうとモモンガがハンカチでムササビが座布団くらいと考えるとわかりやすいと思います。

それ意外にもわかりやすいの点は飛膜(ひまく)と言って滑空する時に広げる部分の違いです。

モモンガの飛膜は前足と後ろ足の間にだけあります。

しかし、ムササビは前足から首、後ろ足から尾にかけても飛膜があるのが特徴的です。

他で言うとムササビには顔の耳から顎にかけて白い帯があるので簡単に見分けることができます。

飛ぶ理由と飛距離はどれくらい?

ムササビやモモンガが飛ぶ理由はエサを探し求めるためです。

基本的には地上で採食せず、木の上でしか食べ物を食べません。

地上性の生物との競争を避けて樹上性の生活をするように進化したのではないかと思います。

モモンガについてはわかりませんが、ムササビに至っては120メートル以上の滑空が可能とのこと。

その速さは最大で秒速16メートルにもなるそうです!

ウサイン・ボルトの最大速度秒速12メートルなのでボルトよりも早いことになります 笑

私はモモンガもムササビも野生の個体を実際に観察したことがあります飛んでいる姿は迫力がありますね!

ムササビについては高尾山にいけば簡単に観察することができるので興味がある人は行ってみると良いでしょう。

まとめ

・ムササビとモモンガの区別は大きさと飛膜を見ることで見分けられる

・ムササビやモモンガが飛ぶ理由はエサを効率よく得るため

・ムササビの飛距離は最大で120メートルで飛ぶ速さはウサイン・ボルトよりも早い

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