キノボリヤモリの特徴と生態│販売購入や飼育は可能なのか

キノボリヤモリと聞いて、どのような生き物をイメージされるでしょうか。

「ヤモリの仲間なのだろう」
「木登りが得意そうだ」
「名前からすると日本の生き物みたいだな」

多くの方が、このような印象を受けるかと思います。しかしこの中に大きく間違っているものがひとつあるのです。

さて、それはいったい? キノボリヤモリが『名は体を表さない』生き物なら、その実態はどのようなものなのでしょうか。

今回はそんなキノボリヤモリの特徴と生態、販売値段と飼育が可能かどうかについてご紹介します。

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キノボリヤモリの特徴

キノボリヤモリは、爬虫類有鱗目トカゲ亜目ヤモリ下目ヤモリ科キノボリヤモリ属の生き物です。

体長は6cmから8cm。日本でよく見かけるヤモリと比べて、胴が長くて手足が短い、特徴的な体つきをしています。

尾は切断面がほぼ円形をしており、危険を感じると自切して囮にします。切断した尾は、相応の栄養さえ摂れればまた生えてきます。

分布域は非常に広く、南アジア、東南アジア、東アジアからオセアニア、さらにはマダガスカル島に程近いインド洋の島々まで。

これはもともとその地にいたわけではなく、船の積み荷に紛れて運ばれていった個体が繁殖したと考えられています。

あまりに広い地域に生息地が拡大していった結果、かえって原産地が分からなくなっています。

温暖な気候を好むことからインドから東南アジアにかけてのどこかではないかと考えられていますが、確証はありません。

日本にも南西諸島の西表島や波照間島に定着しており、これを亜種だとする説もあるようです。

キノボリヤモリの生態

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キノボリヤモリは、その名の通り樹上を主な生活の場としています。

ヤモリというと人家の中にもひょっこり現れるイメージがありますが、同種の中では比較的野外の環境を好むようです。

ヤモリの仲間の特徴である吸着力抜群の足で樹皮の上を素早く移動し、小型の昆虫を捕食しています。

繁殖する際も樹上の環境を利用し、樹皮の裏に6mmほどの卵を産みつけます。

しかし状況によっては雌のみで単為生殖することが知られており、特に日本に定着した個体群はこの傾向が顕著です。

これがキノボリヤモリがもともと持つ能力なのか、亜種として獲得した新しい能力なのかは分かっていません。

キノボリヤモリの販売値段について

キノボリヤモリは、大きめの爬虫類専門店などで7000円前後で販売しています。

胴長短足で目がクリクリしていて、愛嬌ある姿をしていますが、日本では生息地が限られるため、なかなかいい値段です。

ある程度爬虫類の飼育に慣れてから購入を検討されると良いでしょう。

キノボリヤモリの飼育は可能?

西はインドから東はオセアニアまで、非常に広い地域で繁殖しているキノボリヤモリ。

毒を持っているわけでもなく、飼育には何ら問題はありませんが、ひとつだけ注意しなければならないことがあります。

温度や栄養など、いくつかの条件が整えば、キノボリヤモリは一匹だけでも単為生殖する可能性があるのです。

気が付いたら赤ちゃんヤモリが増えていた、なんてこともあるかもしれません。

そうなった時にどうするか、飼い主としてちゃんと考えておきましょう。

まとめ

・キノボリヤモリは、インドから中国、オセアニアまで非常に広域に分布する生き物

・キノボリヤモリは日本のヤモリと比べて胴長短足で、単為生殖する特徴を持つ

・キノボリヤモリは、大きめの爬虫類専門店などで7000円前後で販売されている

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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