クマゼミの分布・生息地の北限は?鳴き声がうるさいのが特徴?

クマゼミは非常に大きなセミで見たことがある人は忘れることがないと思います。

そんな大きなセミいたっけ?

アブラゼミやミンミンゼミが一番大きいんじゃないの?と地域によっては思う方もいるでしょう。

クマゼミの分布には北限があり、それより北に棲んでいる方はほとんど見たことがないはずです。

私もクマゼミは高校生になるまで見たことがありませんでした。

今回はクマゼミの生態生息地、特徴などについて深堀していきます。

目次

クマゼミの生態

クマゼミは体長60mm~70mmにもなる非常に大きなセミです。

アブラゼミやミンミンゼミが最大でも60mm程なので、見たことがない人でもその大きさが分かると思います。

クマゼミは頭部の幅が広く、翅は透明で翅脈は緑色をしています。

そして、体は黒く力強く飛ぶので、個人的にはとてもかっこいいと思うセミです!

成虫は7月~9月上旬まで発生し、一番暑い季節に発生のピークがあります。

クマゼミの分布・生息地の北限は?

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クマゼミは温暖な環境を好み、平地や低山地である都市部の公園や街路樹に多く分布しています。

温暖な環境を好むため日本でも分布しているのは西日本側が多いです。

分布域は南西諸島、九州、四国、中国、近畿と北陸、東海で、関東南部にも分布しています。

そのため、クマゼミの北限は北陸の新潟や関東南部当たりであると言えるでしょう。

諸説ありますが、近年地球温暖化などの影響で地球規模で気温が上昇してきており、クマゼミの分布が上昇してきていると言われています。

皆さんの住んでいる地域で、昔は見たことがない生き物が毎年見られる場合は、クマゼミのように気温の変化で分布が拡大している可能性があります。

また、北限が上昇している要因として考えられる他の説として樹木を運ぶ際にその土の中にクマゼミ幼虫が混入しているという説もあるそうです。

クマゼミの鳴き声

クマゼミの鳴き声は「シャシャシャ…」と鳴きます。

彼らの鳴き声の特徴はその大きさで、他のセミと比べるとうんざりするほど大きな声で鳴きます。笑

一番暑い季節に個体数が多くなり、集団で大合唱を始めるので、暑くてうるさくてうっとうしいと思う鳴き声はクマゼミかもしれません…

毎年あんな大きな声で暑い日に鳴かれていることを考えると純粋に尊敬に値しますね。笑

まとめ

・クマゼミは体が大きく日本だど最大級のセミ

・近年北限が上昇してきており、現在は北陸あたりが北限?

・クマゼミは体だけではなく鳴き声が驚くほど大きい

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最後まで読んでくれた方、ありがとうございました!

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