マレーバクの生態と性格は?野生での生息地はどこ?

獏とは、中国から日本に伝わった空想上の生き物です。

夢を食べる不思議な力を持ち、悪夢から人々を守る霊獣だとされています。

そんな空想上の生き物と同じ、バクという名前の動物が、自然界には実在します。

しかし、どうして空想上の生き物と同じ名前をしているのでしょうか?

今回はそんなバクの中から、マレーバク生態性格野生での生息地についてご紹介します。

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マレーバクの生態

マレーバクは、哺乳類奇蹄目バク科バク属の動物です。

体長は2m以上、バクの仲間の中ではもっとも大型の種になります。

白と黒、体の色が綺麗に二色に別れているのが特徴です。どうにも目立つこの模様は、薄暗い森の中で、体の輪郭を曖昧にさせる効果があると考えられています。

大きなブタか、角の無いサイのようなずんぐりした体つきをしていて、顔の先端には長く伸びた鼻がついています。鼻はかなり自由に動かすことができ、食事の時に便利です。

この独特の外見が、伝説の中で語られる獏の姿にそっくりだったため、彼らはバクと名付けられました。

夜行性の動物で、水草や木の葉が主食です。泳ぎが上手で、肉食動物に襲われると水の中に逃げ込みます。そのため水辺から遠く離れることはまずありません。

自然界を生き抜くために彼らが獲得したもう一つの武器が、分厚い首の皮です。肉食動物は速やかに獲物を仕留めるため、首を狙って噛みつくことが多いのです。

しかしマレーバクにその攻撃は通じません。分厚い皮で急所に牙が届くことを防ぎつつ、大きな体に任せて相手を振り回したり、時には木に叩きつけて抵抗します。

草食動物としては珍しく、マレーバクは群れを作らず単独で生活する種です。10~25kmもの広大な縄張りを持ち、樹木にマーキングしてそれを主張します。

生まれたばかりのマレーバクには、イノシシの子供のような縞模様があります。これは成長と共に消えていき、半年ほどで親と同じ白と黒の体になります。

野生での寿命はよく分かっていません。人間の飼育下では25年程度と言われていますが、35年生きた個体の例もあるようです。

マレーバクの性格

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マレーバクは臆病でおとなしい動物で、襲われて逃げる時以外は動きもゆっくりしています。

目もあまり良くなく、食べ物を探す時も敵から逃げる時も耳と鼻が頼りです。

繁殖する時は一夫一妻制のペアを作り、一回の出産に一年以上をかけて、ほとんどの場合一頭の子を産みます。

生と死が隣り合わせの自然界にあって、とてものんびりした生き物だと言えるかもしれません。

しかしそんな性格だからこそ、一度怒ると手に負えません。意外に鋭く頑強な犬歯だけでなく、その大きくて重たい体そのものが彼らの武器となるのです。

どんなに温厚に見えても、マレーバクは熾烈な生存競争を生き抜いてきた自然界の勝者の一員なのです。

野生のマレーバクがいる生息地

マレーバクは、マレー半島やスマトラ島の水辺付近に生息しています。

水辺がありさえすれば住む場所を選ばず、2000m級の山地などでも暮らしています。

かつてはベトナムやカンボジアにも生息していたのですが、森林開発などで生息域が減少。現在は絶滅危惧種として、個体数の推移が注意深く見守られています。

まとめ

・マレーバクは白と黒のはっきりとした模様がある、草食性の大きな動物

・マレーバクは水辺で生活し、肉食動物に襲われると得意の泳ぎを駆使して水中へと逃げ込む

・マレーバクはマレー半島、スマトラ島に生息する絶滅危惧種

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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