クワガタと言えば子供も大人も飼育を楽しめる昆虫ですよね!
夏の時期になると小さい頃によくノコギリクワガタを採集していたことを思い出します。
今回はノコギリクワガタの採集方法やその時期、いるような場所と時間帯など捕まえるときの秘訣について紹介していきます!
ノコギリクワガタとは?
ノコギリクワガタといえば日本を代表するクワガタムシですね。
体長はオスが24.0mm~77.0mmほど、メスは19.5mm~41.0mmになります。
大きな個体では大顎が屈曲しているのが特徴であり魅力です。
北海道から屋久島まで生息しており、主にクヌギ・コナラ・ミズナラ・ヤナギなどの樹液を餌としています。
最近では外国産の派手なクワガタなどが販売されているので目立ちはしませんが、何よりも国産のクワガタは自然の中で採集できることがなにより良いですね!
今回は私が小さい頃からずっと行ってきた採集方法について紹介していきます。
ノコギリクワガタの採集方法と時期は?
ノコギリクワガタの成虫の活動時期は地域にもよりますが6月から長くて10月までです。
小さいクワガタの方が先に土の中から出てくるので大きいサイズのものを狙うのであれば6月末から7月始めくらいから採集に行くと良いでしょう。
主に私が幼少時から行っていたの『樹を蹴って落とす』採集法です。
ノコギリクワガタは跗節の感覚毛で震動を感じ取ると擬死をして落下してきます。
いわゆる死んだふりというやつですね!
落ちてからもしばらくは硬直しているので落ちてきた場所をくまなく探しましょう!
早く見つけないと地面の落ち葉の下などに隠れてしまうので注意です。
その習性を利用してクワガタがいそうなクヌギやコナラの樹を蹴っていくと簡単にノコギリクワガタを捕まえることができます!
捕まえ方を全く知らない人は『虫を捕まえる』という先入観から虫網を持って行きますが、網が届くような場所に樹液が出ているとは限らないので注意が必要です。
採集する場所と時間帯と秘訣は?
個人的にはノコギリクワガタはクヌギの樹によくいる印象があります。
クヌギの樹皮がこちら
樹液がよく出ている樹があればかなり狙い目です。
また時間帯についてはクワガタは基本的に夜行性ですが、昼間も活動しています。
夜に懐中電灯を持って雑木林の中に入ってクワガタを探す人もいますが、夜だと探すのにのに苦労します。
捕まえやすいのは暗くなる前の夕方か明け方です!
夕方であればまだ明るいので目視でもクワガタを探すことができます。
それに地面にいて樹に登り始めるものもいるので根本もチェックすると見つけることができます。
ただ、一番捕まえやすいのは明け方ですね。
夜のうちにたっぷり樹液を飲んだクワガタは酔っ払っているのか樹を蹴ると落ちてきやすくて簡単に捕まえられます!
明け方であれば5,6本の目ぼしいクヌギの樹を蹴れば良い時は10匹近く採れることもあります。
もしも、クワガタやカブトムシを採集しにいくことがあれば参考にして見て下さい!
家族で行く場合樹を蹴るのは大人がやって子供が落ちたのを捕まえるようにすると良いでしょう!
まとめ
・ノコギリクワガタはクヌギやコナラなどの樹液を吸う
・ノコギリクワガタの成虫の活動時期は6月から10月までで基本的に夜行性
・明け方酔っ払っているのか樹を蹴ると落ちやすく捕まえやすい
最後まで読んでくれた方、
ありがとうございました!
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