オニグモは大きな巣を作る上に家の周りで見られるので、驚く人も多いと思います。
基本的に害はないのですが、大型のクモであることから嫌われ者です…。
中には毒があるとまで言われることがあります…。
今回はそんなオニグモの生態について深掘りしていきます!
オニグモの生態
オニグモにも色々と種類がいますが、今回の話題のクモは『オニグモ』という種類についてです。
オニグモは体も大きいですが、巣網も1m以上にもなるものを作ります。
私の家の玄関にもオニグモが大きな網をよく張っていました。
嫌う人も多いですが、灯りに集まる虫を捕食してくれるので個人的には非常に助かっていたんですけどね。笑
模様に関しては地味ですが、よく見ると腹部には葉状斑があります。
オニグモの生息地
オニグモは北海道から沖縄まで広く分布しているクモです。
唯一生息していないとすれば小笠原諸島くらいでしょうか。
人が住む家屋や神社などでもよく見られることから、特段珍しいクモではありません。
オニグモの大きさ
名前通り屈強な体型をしており、体長はメスだと30mm(脚を含まず)にもなります。
腹部が横にも縦にも大きいのが特徴的ですね。
また、脚にはトゲがいくつも生えています。
この種類については意外とオスも大きく、20mmほどにまでなります。
オニグモは毒を持っていて危険なの?
オニグモは人に害をもたらすことは基本的にはありません。
前提としてどんなクモも獲物である昆虫を麻痺させる毒を少なからず持っています。
なのでオニグモも人に大きく影響を与えるような毒は持っていないです。
オニグモについては大型の種類なので噛まれた事例があると言われています。
牙が他のクモに比べて大きいので個体によっては痛むと思います。
当たり前ですが、死亡例はありません。
他のクモに比べれば危険かもしれませんが、それほど脅威に感じる存在ではないと言えるでしょう!
オニグモの寿命はどれくらい?
大きなクモやジグもなどは寿命は数年間ありますが、オニグモはジョロウグモなどと一緒で寿命は1年ほどしかありません。
8~9月頃に産卵をおこない、秋には幼生が孵化してそのまま越冬します。
暖かくなってからは網を張って獲物を狩って成長していきます。
成体は6-10月くらいまで見ることができるでしょう。
稀に成体が越冬することもあるようですね!
基本的に何か悪さをするようなクモではないので邪魔にならないところにいれば放っておくのが一番です。
まとめ
・オニグモは人が住む家屋や神社などでよく見られる一般的なクモの種類である
・オニグモに人に影響があるような毒はないが、噛まれると痛むことがある
・オニグモの寿命は一年で秋頃に卵から孵化し、冬眠して翌年成体になる
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