タイガースネークの特徴と生態は?毒性や咬傷などの後遺症についても

虎は様々な美術品のモチーフにされてきた、日本でもトップクラスに有名な動物です。

その高い知名度から、まったく違う種の生き物に虎の名前が使われることがよくあります。

トラフグにタイガービートル、タイガーウッドなど。どの生物も、外見や生態の一部に虎を思わせる特徴を持っています。

タイガースネークも、そんな虎の名前を持つ生き物の一種です。

縞模様なのか、獰猛なのか、走り回るとバターになってしまうのか…果たして彼らはどこが虎に似ているのでしょう。

今回はそんなタイガースネークの特徴と生態、毒性や咬傷などの後遺症についてご紹介します。

目次

タイガースネークの特徴

タイガースネークは、爬虫類有鱗目ヘビ亜目コブラ科タイガースネーク属の生き物です。

オーストラリアの固有種で、同大陸の東部から南部、さらにタスマニア島とカンガルー島に生息しています。

体長は100cmから180cmほど。大きい個体だと200cm以上にもなります。

頭部は丸みを帯び、目も小さく、外見はおとなしそうな印象を受けます。

個体差もありますが、淡い灰褐色の体に黒い横縞が入っており、この体色が虎の毛皮に似ていることが名前の由来です。

タスマニア島に生息する個体は、他の地域のものと比べて模様が大きく異なります。

そのため長いこと別種のヘビだと考えられてきましたが、近年の研究で同種であることが判明しました。

オーストラリアには毒ヘビが多く生息していますが、タイガースネークも毒を持っています。

タイガースネークの生態

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タイガースネークは、平地から山間部の草原や森林など、様々な地域に生息しています。

普段は倒木の下などの物陰に隠れ、獲物を探し回るのではなく待ち伏せ型の狩りを得意とします。

主な獲物はトカゲやネズミなどの小動物。特に好むのはカエルです。

より獲物の多い環境を求め、農耕地や民家の中にまでやってくることも珍しくありません。

雌の体内で卵が孵化する卵胎生で、一度に数十匹もの子供を産みます。

タイガースネークの毒性

前述した通り、タイガースネークは毒を持つ生き物です。

そして恐ろしいことに、彼らは「オーストラリアでもっとも危険な毒ヘビ」という異名を持っています。

彼らの毒には出血毒、神経毒、さらに筋肉を破壊する毒が含まれており、素人が治療しようとすることさえ危険だと言われています。

成人でもたった0.6mgで死に至らしめるこの毒を、タイガースネークは一度に26.2mgも流し込んでくるのです。

彼らは本来おとなしい生き物で、自分から人間を襲うことはありません。

しかし不用意に近づいて「敵」だと判断するや否や、猛烈な勢いで飛び掛かり毒牙を突き立ててきます。

獲物を求めて都市部にも現れるタイガースネークは、人間と接触する機会も多く、毒ヘビの代表格として恐れられています。

タイガースネークの咬傷などの後遺症について

タイガースネークに咬まれ、その毒が体内に回ると、たった数分で様々な症状が出始めます。

内外の出血、激痛、手足の痺れや呼吸困難など。適切な処置をしない場合、致死率は40%以上と言われています。

早急に治療を受けなければ、命を失いかねません。救急車を呼び、周囲に助けを求め、あとは安静にしておくのがベターです。

咬まれたのが手足の末端なら、より心臓に近い位置を縛るのも効果的ですが、あまりきつく縛り過ぎないようにしましょう。

まとめ

・タイガースネークは、虎に似た模様を持つ毒ヘビでオーストラリア固有種

・様々な環境に適応し、獲物の小動物を求めて人間の生活圏に現れることも

・極めて強力な毒を持ち、現地では「もっとも危険な毒ヘビ」として恐れられている

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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