シマヘビと並んで日本最も一般的に知られているヘビに『アオダイショウ』というヘビがいます。
日本の本土で最大のヘビでもあり、非常に身近な種類のヘビです。
今回は日本を代表するヘビのアオダイショウの毒性ついて紹介していきます。
アオダイショウには毒がある?
ヘビとなると『危険』『毒がある』というイメージが強いですがアオダイショウには毒はありません。
中には毒があると勘違いされている方もいるようですがアオダイショウは正真正銘の無毒蛇です!
よく勘違いされるのは毒がある『ヤマカガシ』というヘビですね。
同じナミヘビ科の仲間で顔つきが似ていますが、体色などが違うことから見分けることができます!
アオダイショウの体色は暗黄褐色からくすんだ緑色をしていて、体長は100~200cmとかなり大きくなります。
また、木の上るヘビとしても有名ですね。
肉食で鳥の卵や主に哺乳類を食べ、幼蛇の時はトカゲやカエルを捕食します。
基本的におとなしい性格なので噛みつくことはないですが、無理矢理捕まえたり変な持ち方をすると嚙まれることはあります。
こちら実際に私が畑でアオダイショウの幼蛇を見つけた際に、噛まれそうになった動画です。
アオダイショウに噛まれた時の危険性や毒性は?
アオダイショウには毒はないのですが、一つ言えるのが毒がないヘビでも噛まれないに越したことはありません。
実際に野生の無毒ヘビに噛まれても手や指がパンパンに腫れ上がることがあるからです。
これを理由に『毒がある!』と思う人もいますが、野生のヘビはカエルやトカゲ、鳥類など色んなものを食べてきているので口内は雑菌や細菌侵されています。
噛まれたときの傷口からその雑菌が入ることで噛傷付近が腫れるのです。
私も野生のシマヘビを捕まえたときに噛まれたことがありますが、やはり噛傷付近は少し腫れてしまいました。
けれど数日すればすぐに治るので消毒すれば大きな問題はありません。
また、唯一アオダイショウで気をつけたいことは幼蛇(子供)の頃は毒蛇のマムシに似ているということです!
幼蛇の頃には模様があるためマムシとの区別がやや難しいので注意が必要です。
疑わしいと思った場合は触らない方が良いですね。
結論としてはアオダイショウには毒はないですが、噛まれることで口内の雑菌が傷口に入ってあたかも毒があるように見えるということです!
温厚な性格なので飼育することも可能ですし、よく見ると可愛らしい顔をしています。笑
ただ、飼育時や野生個体を触った時にアオダイショウに噛まれてしまった場合は念のため消毒をするよう心がけましょう!
まとめ:アオダイショウは無毒のヘビだが噛まれないよう注意
・アオダイショウは無毒で温厚な性格のヘビ
・噛まれた場合、口内の雑菌が原因で噛傷付近が腫れることがある
・アオダイショウの幼蛇はマムシに似ているため疑わしい場合は触らないこと!
最後まで読んでくれた方、
ありがとうございました!
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