アルパカの生態と性格は?野生で見られる日本の生息地はどこ?

上質な毛と細長い首が特徴的な動物・アルパカ。

もこもこの毛皮と愛らしい顔立ちを持つ動物で、テレビのCMに起用されるとあっと言う間に大人気になりました。

日本ではすっかりお馴染みになったアルパカですが、一体どんな生き物なのでしょうか?日本に野生の個体は存在するのでしょうか?

アルパカの生態と性格、野生の生息地について解説します。

目次

アルパカの生態

アルパカは哺乳綱偶蹄目ラクダ科で、体毛の利用を目当てに家畜化された動物です。

体長200cm、体重50~55kg程度で、似たような外見をしているリャマよりもやや小柄になります。

一番の特徴は私たち人間も重宝している良質な毛です。

細かなアルパカの毛は柔らかく保温性に優れ、中でも生後3か月以内の子供のアルパカの毛は『ベビー・アルパカ』と呼ばれ、一生に一度しか採れない貴重で上質なものとして扱われます。

アルパカの毛は刈り取らなければどんどん伸び続け、2年ほどそのままにしてしまうと毛が地面についてしまうほど長くなってしまうそうです。

毛色は大きく分けて4種類、細かく分類すると25種類にも及ぶ一方白以外の毛色は染色が難しく、白以外の毛色のアルパカは家畜としては育てるのに避けられる傾向にあります。

食べた物を咀嚼し一度胃に送ってから再び口に戻す行動が見られる反芻動物です。

外敵に襲われたり危機を感じたりすると唾液を吐きますが、この唾液には反芻された未消化の食物が含まれているので非常に強い匂いを発します。

動物園などで近くに寄ったときは、不用意に驚かして唾をかけられないように気を付けましょう。

また他の反芻動物同様前歯が存在せず、その代わりに硬質化した皮膚で千切って草やコケといったものを一日に約1キロ食べます。

群れで行動する動物で、1頭のオスと10頭前後のメスのハーレムを形成するそうです。

特に繁殖期間などは決まっておらず、約11か月の妊娠期間を経て1頭の子供を産みます。

寿命は約15~20年と言われているそうです。

アルパカの性格

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優しい顔つきのアルパカですが、どんな性格をしているのでしょうか。

家畜として有名なアルパカは外見のイメージ通り穏やかで優しい性格をしています。

好奇心旺盛である一方、臆病者の一面もあるようです。

また綺麗好きなところがあり、草食動物には珍しく決まった場所で排泄をします。

見た目が可愛くて性格も温和なアルパカ。

多くのファンがいるのも納得ですよね。

野生のアルパカがいる生息地

家畜動物のイメージが強いですが、野生のアルパカは存在するのでしょうか。

結論から言うと野生のアルパカの個体は存在していません。

もしいたとしても、伸び続ける体毛を持っているので生き延びるのにはかなり苦労しそうですね。

家畜のアルパカは、そのほとんどがペルーで放牧されています。

また、アルパカの元となったという説があるビクーニャはペルー南部やアルゼンチン北西部などに生息しているそうです。

野生のアルパカは日本にいるのか

先ほども述べた通り野生のアルパカは存在していません。

日本では栃木県のアルパカ牧場や千葉のマザー牧場などで見ることが出来ます。

特にアルパカ牧場には現在なんと約400頭ものアルパカが生息しています。

アルパカ好きの方は一見の価値がありそうですね。

まとめ

・アルパカは非常に上質な体毛を持つ反芻動物

・優しくて好奇心旺盛な性格をしている

・野生の個体はおらず、ペルーなどで家畜化された個体が見られる

・日本でも多くのアルパカを飼育している施設がある

最後まで読んで下さり、ありがとうございました!

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