ジャイアントパンダの生態と性格は?野生で見られる生息地はどこ?

オカピ、コビトカバと並び3大珍獣と呼ばれる動物・ジャイアントパンダ。

その可愛いルックスと見ていて飽きない仕草で日本でも非常に高い人気を誇っています。

そんなジャイアントパンダですが、実際の彼らはいったいどんな生態なのでしょうか。野生の個体はどこに生息しているのでしょう。

ジャイアントパンダ生態性格野生個体の生息地について解説していきます。

目次

ジャイアントパンダの生態

ジャイアントパンダは哺乳綱食肉目クマ科の動物です。

耳、目の周り、肩から前足、後ろ脚は黒い毛、他は白い毛と、非常に目立つ特徴的な毛色をしています。

体長120~150cm、体重70kg~120kg程度で、オスの方がしっかりした体格をしているようです。

主に標高1200~4000mの竹林で活動をしており、冬になると雪の少ないところまで下りて行き冬眠はしません。

明け方や夕方になると活発になるよる傾向にあるようです(薄明薄暮性)。

生まれたてのパンダには毛が生えておらず、一か月ほどかけて親と同じような白黒の毛が生え揃います。

野生では生きづらいのでは?と思ってしまうほど目立つ毛色ですが、なぜあんな経路をしているのでしょうか。

“単独行動を維持するためあえて目立つ毛色で遭遇を回避している”

“パンダの生息する竹林の景色に溶け込んでカモフラージュしている”などの説があり、最近だと“主食である笹は栄養が少ないので、毛色を変えるほどのエネルギーがないから”という説をアメリカが発表したそうです。

クマの仲間ですが皆さんご存知の通り笹を主食としており、他にも竹やタケノコのほか、小動物を食します。

しかし食べ物のほとんどを笹にしておきながら、パンダの消化器官は笹を消化するのにあまり適していないといわれているようです。

なので1日の半分以上を食事のことに費やし、ゆっくり時間をかけて消化します。それでも消化率は約20%とお世辞にも高いとは言えません。

 

それではなぜパンダは笹を食べるのでしょう?

一説によると人口増加に伴い生息域を追いやられ、山上へ移ったパンダは冬でも枯れないなど自然界でも入手が比較的容易で、かつ他の肉食動物と食糧争いを避けることが出来る竹を主食として選んだのではといわれています。

笹が主食だと得られる栄養が少ないので、生まれてくる子供も他のクマの仲間と比べるととても小さいサイズに…

今私たち人間を楽しませてくれているパンダが、人間のせいで笹を食べざるを得なくなったのだとしたら何だか居た堪れないですね…。
野生のパンダが家畜を襲うこともあるので、肉食動物としての本能は失われていないのかもしれませんね。

パンダの手はクマの仲間の中でも特殊で、指が7本もあります。正確には5本の指に加えて親指と小指の外側に1つずつ指のような役割を持つ突起物があるのです。これらを駆使して、器用に笹を掴むことが出来ます。

ジャイアントパンダの性格

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SNSなどで、動物園で飼育されているパンダが飼育員の方に懐いている様子を映した動画を見たことがあるという人も大勢いることでしょう。

パンダはクマの仲間の中でも穏やかな性格の部類に入ります。

そういう親しみやすさも、パンダの人気の理由の一つなのではないでしょうか。

ただしそこはクマ科というべきか、いざというときは怒りますし人間では敵わないパワーを発揮します。

特に成獣を下手に刺激するようなことは止めた方が良さそうです。

野生のジャイアントパンダがいる生息地

皆さん知っての通り、ジャイアントパンダは中国に生息しています。

特に四川省の個体が有名ですよね。

日本で見るなら有名な上野動物園や、中国を除けば世界最多のパンダの出産頭数および育成数を誇る和歌山のアドベンチャーワールドで観察することが出来ます。

私もアドベンチャーワールドには行ったことがありますが、とても可愛らしかったです。

まとめ

・ジャイアントパンダはユニークな特徴を持つ大型哺乳類

・ジャイアントパンダは基本的には温厚だが、怒らせると危険

・ジャイアントパンダは中国の一部ではまだ野生の個体が見られる

最後まで読んだ下さり、ありがとうございました!

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