イタチの生態や性格は?野生で見られる日本の生息地はどこ?

イタチについて、あなたはどんな印象を抱いてますか?

愛玩動物のように可愛いと思う人も、山に住む小さな野生動物だと思う人も、迷惑をかける害獣だと思う人もいると思います。一体彼らはどんな生き物なのでしょうか?

身近な動物のイメージがありますが、一体どこに行けば会いに行けるのでしょうか?

イタチ生態性格日本生息地について解説していきます。

目次

イタチの生態

イタチは哺乳綱ネコ目イタチ科イタチ属で、短足胴長の体が特徴の小さな動物です。

日本にはニホンイタチ、チョウセンイタチ、イイズナ、オコジョの在来種に外来種のアメリカミンクを加えた計5種が生息しています。

野生動物以外ではペットとしてご存知でしょう、フェレットがイタチの仲間です。

日本でイタチというとほとんどの場合ニホンイタチのことを指します。

メスに対してオスの体が非常に大きく、ニホンイタチでいうとオスが体長27~37cm尾長12~16cmなのに対し、メスは体長16~25cm尾長7~9cmと、オスの体はメスの体より倍近く大柄です。

雑食性で木の実なども食べますが、ネズミや鳥類など基本的には肉食を好みます。肉食が強い一方、猛禽類やキツネといった天敵も存在します。

木登りが得意である他、泳ぐことも得意としており、指の間にはみずかきがあります。

“イタチの最後っ屁”という言葉がありますが、肛門に周りに臭腺を持つイタチはそこから非常に臭い分泌物を放つことが出来ます。

 

マーキングをする際や天敵に襲われた時などにそれを放つことで難を逃れるそうです。

自然分布地である対馬以外に生息しているチョウセンイタチは外来種とされ、在来種であるニホンイタチはチョウセンイタチに住処を追いやられ徐々に数を減らしつつあり、2016年に準絶滅危惧種に指定されました。

害獣としても有名ですが、被害の多くはチョウセンイタチが占めているようです。

ニホンイタチの寿命は野生下でせいぜい2年、飼育下で1.4年ほどだと言われる一方、チョウセンイタチは飼育下で8.8年生きたという記録があります。

イタチの性格

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可愛くて小さいイタチですが、どんな性格をしているのでしょうか。

イタチの仲間でペットとして可愛がられているフェレットは、個体差もありますが温厚で好奇心旺盛な性格です。

愛情をかけて育てれば、信頼関係が生まれ飼い主に懐いてくれます。

しかし野生で生きるイタチは非常に攻撃的な性格です。

ほとんどの種が体重2kgにも満たない小柄な動物ながら、自分よりも大きなウサギなどにも果敢に挑み捕えることがあります。

見た目こそ愛くるしいですが、実際の彼らはたくましく気の強い性格をしているんですね。

野生のイタチがいる生息地

野生のイタチは、沖縄県を除くほとんどの都道府県で生息しています。

山間部や平野地、水辺の近くなどに住んでいますが、最近だと民家の近くや都市部でも目撃情報があるようです。

冬眠はしないので一年中姿を見ることが出来ます。

もし見つけても、脅かさないように観察してあげましょう。

無闇に近づいたら襲われる危険性があり、噛まれたりしたら感染病にかかる恐れもあります。

害獣として家に居ついてしまった場合でも、自力でなんとかしようとはせず専門の業者の方に相談をして下さいね。

まとめ

・イタチは短足胴長の肉食性の強い動物。

・イタチは小柄ながら凶暴な性格をしている。

・イタチは沖縄を除く日本全域の山間部などで目撃されている。

最後まで読んで下さり、ありがとうございました!

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