カタツムリは『でんでんむし』『蝸牛(かぎゅう)』『マイマイ』など色々な呼び名がありますよね!
特に一般的な名前は『カタツムリ』ですが正式名称は何なのでしょうか。
今回はマイマイとカタツムリの違いとその他の呼び名について紹介していきます。
マイマイとカタツムリの違いは?
まず初めに一般的呼ばれている『カタツムリ』についてです。
実は『カタツムリ』という言葉は日本語ですが、特定の生物の種を指すものではありません。
ものすごく曖昧な名前で陸貝でも殻のあるものを『カタツムリ』と呼びます。
一般的にオナジマイマイ科とニッポンマイマイ科の種類の仲間が『カタツムリ』と呼ばれています!
『マイマイ』の語源は渦巻状の殻『巻き巻き』から来ているそうです…。
その他にも『舞舞(まいまい)』に由来するとも言われています。
『マイマイ』が指す生き物も主に『○○マイマイ』とつく仲間のことなので結局のところ『マイマイ』も『カタツムリ』も同じことを指すと言えます。
その他の呼び名と由来は?
その他にも『でんでんむし』『蝸牛』というような呼び方があります。
でんでんむしの『でん』は『出ない』という意味ではないそうです。
童謡の『カタツムリ』の歌詞で『つのだせ やりだせ あたまだせ』とあるようには『出る』の命令形である『出ろ』という意味があると言われています。
実際にカタツムリの目を引っ込ませた動画がこちら
思っていた以上に気持ち悪い動きでした…。
また、人気マンガ『ONE PEACE』に出てくるような『電伝虫』というカタツムリの形をした電話とも違います!笑
次に『蝸牛』という漢字についてですが、渦巻きの殻を持つ、牛のような角(触角)がある虫という意味合いでついたと考えられています。
海にいるウミウシも触角が牛に例えられて『海牛』というのでこれに近い印象ですね。
これだけ呼び名や別名が多いのも昔から身近にいて親しまれていたことがわかります!
ただ、カタツムリの種類を見てみると『カタツムリ』とつくものはおらず、『○○マイマイ』といった名前が正式名称になります。
なので『カタツムリ』は植物で言う『雑草』というようなざっくりとした表現に近いと考えていいと思います。
カタツムリを見つけたら種類を調べて『なにマイマイ』なのか知れべてみても良いかもしれません!
まとめ
・カタツムリとマイマイは結局のところ同じ意味で呼び名が違うだけ
・カタツムリ以外にも『蝸牛』『でんでんむし』『マイマイ』など様々な呼び名がある
・カタツムリの種類で名前に『カタツムリ』とつくものはおらず、ほとんどが『○○マイマイ』
最後まで読んでくれた方、
ありがとうございました!
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