センチコガネという牧場や森などを歩いていると綺麗な金属光沢をした昆虫を見たことがありますか?
センチコガネの美しい見た目から、飼ってみたい!と考える方も多いと思います。
また、こんなに綺麗なら売ったら高いんじゃないか?と考える方もいるかもしれません。
今回はセンチコガネの飼育方法と餌、販売値段について深堀していきます。
センチコガネの飼育方法
センチコガネの飼育難易度はかなり高いです…主に餌の面で…
センチコガネ科は日本に3種おり、センチコガネ、オオセンチコガネ、オオシマセンチコガネがいます。
その中でも全国に分布しているオオセンチコガネとセンチコガネは色彩が鮮やかで、地域ごとに色彩変異が激しいのが特徴です。
飼育は基本的に飼育容器を用意し、土と餌を入れて置くだけで飼育が可能です。(簡単とは言っていません…)
センチコガネの餌
センチコガネは糞虫という仲間で糞の食べる昆虫として知られています。そのため、飼育には糞が必要です。
たとえ、自分は糞を家に持ち込んでも平気!と思っていても必ず家族の同意を得る必要があるでしょう…
さらに牛糞を餌にする場合は病原菌の問題があるため細心の注意が必要です。
また、飼育の際、糞を餌とすることから糞の発酵により、温度と湿度を調節することが難しく、これも飼育のハードルになると思います。
これらの問題をクリアすることができた方が、センチコガネやオオセンチコガネのような綺麗な昆虫を飼育することが可能です!
飼育に必要なもの
■飼育ケース
センチコガネは糞虫の中では大型なため、少し大きめの飼育ケースが必要です。2Lペットボトルを使って容器を作成している方もいるようです。
■土
赤土を飼育容器の2/3程度入れ、センチコガネと糞を入れる。
■餌
牛糞、犬糞などの糞を定期的に確保する。糞用の冷蔵庫を用意できれば安定供給ができていいんですけどね。笑
センチコガネの販売値段
センチコガネ科の販売値段は地域によって値段が前後しますが200~500円程度です。
関西の奈良県周辺はオオセンチコガネの色彩が、近い地域にも関わらず多様であり、その中でもマニアの間でルリセンチと呼ばれる藍色の個体は少々値段が高くなるようです!
値段はそこまで高くなく、日本全国に分布している昆虫なので購入や採集などで様々な色のセンチコガネを飼育してみるのも楽しいかもしれません。
まとめ
・センチコガネ科はオオセンチコガネやセンチコガネなどの種がおり、両者とも色彩変異が地域ごとある
・センチコガネの飼育には糞の確保、糞の置き場、糞の発酵で温度や湿度を調節する方法を考えなくてはならず、難易度はかなり高め
・ルリセンチコガネの値段は少々高いが大体200円~500円程度
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