シシオザルの生態と性格は?野生で見られる生息地はどこ?

百獣の王、ライオン。その名を名称の一部に用いた動物は少なくありません。

シシオザルもその一つです。その名の通り、ライオンのそれに似た特徴的な尻尾と、ゴージャスなたてがみを持っています。

今回はそんなシシオザル生態性格野生での生息地について紹介していきます。

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シシオザルの生態

シシオザルは、哺乳綱霊長目オナガザル科マカク属に属する動物です。

種として近い仲間にニホンザルがいて、体の大きさも大体同じです。

雄より雌の方が体が小さいのも一緒ですが、シシオザルの雌は雄よりもかなり小柄です。

英語名はライオンテール。

その名前の通り、ライオンのそれに似た房のある長い尻尾を持っています。

顔の周りの毛は長くふんわりと伸びていて、ライオンのたてがみのようになっています。このたてがみはライオンのものとは違い、雄だけでなく雌にも見られる特徴です。

樹上で生活しており、地上には滅多に降りてきません。

親指が他の四指と向かい合う形になっていて、物をつかんだり、枝を握ったり、器用に動かすことができます。

 

雄を中心とした十頭から数十頭ほどの群れを作り、昼は食べ物を探して広範囲を活発に移動します。

木の芽、葉、卵、昆虫、小動物などいろいろな物を食べる雑食性です。

特に好むのが果実や木の実で、頬にある頬袋にこれらを詰め込んだシシオザルの姿を、野生の環境ではよく見ることができます。

この頬袋も、雑食性であることも、群れの形も、物を握るのに適した手の構造も、マカク属の猿によく見られる特徴です。

ですがシシオザルがその尻尾とたてがみ以外マカク属の猿として特徴のない動物かというと、案外そうでもないのです。

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シシオザルの性格

動物園の猿山というと、みなさんはどのようなものをイメージするでしょうか。

飼育されているニホンザルたちが、いつも大騒ぎしているような印象はありませんか?

安全に食べ物が得られる飼育下であれば、地位争いに専念する余裕が生まれて騒ぐこともありますが、実は野生のニホンザルは滅多に鳴かないんです。

マカク属の他の猿たちも、あまり鳴き声を出しません。天敵の多い環境で目立つことは、自分と仲間に危険を招く行為に他ならないからです。

ところが、シシオザルはまったく逆の戦略で過酷な自然を生き抜いてきた動物なのです。

 

シシオザルの雄が群れの縄張りを主張する時、ラウドコールと呼ばれる低く大きな吼え声を出します。

この声はかなり遠くにまで響き渡り、それを聞くことで群れ同士がお互いのテリトリーを確認するのです。

そのため、シシオザルが群れ同士で争うことはあまりありません。

気性の激しいシシオザル。

しかし彼らは仲間同士で無駄な争いをしないですむように、マカク属の猿の中で唯一、声という手段を選んだのです。

野生のシシオザルがいる生息地

シシオザルは、インド南西部にあるデカン高原、その西側のガーツ山脈の限られた地域に生息しています。

残念なことに近年の森林伐採や開発の影響で個体数が減少しており、国際自然保護連合によって絶滅危惧種に指定されています。

世界中の動物園で保護や繁殖の取り組みが勧められており、日本でも東武動物公園などで会うことができます。

まとめ

・シシオザルはライオンのような尻尾とたてがみを持った雑食性の猿

・シシオザルは大きな吼え声で縄張りを主張する、同種の猿としては珍しい行動を取る

・シシオザルはインド南西部のガーツ山脈に生息し、現在は絶滅危惧種となっている

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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