シタツンガの生態と性格は?野生で見られる日本の生息地はどこ?

シタツンガという動物をご存知でしょうか。

変わった名前の生き物だと思われるかと思いますが、シカにも似た外見をしている動物です。

あまり聞き馴染みのないシタツンガは一体どんな生き物なのか、日本に野生の個体はいるのか。

シタツンガ生態性格野生の個体の生息地について紹介していきます。

目次

シタツンガの生態

シタツンガは哺乳綱ウシ目ウシ科の動物です。

すらっとしたシカによく似た体型をしていますが、ウシの仲間になります。

体長120~170cm、体重50~120kg程度の大きさです。

生息する地域によって微妙に異なりますがメスは明るい茶色の毛色、オスはメスよりも暗い色をしており、背中には白い筋模様があります。

オスには螺旋状の、大きいものだと90cmにもなる立派な角が生えてくるそうです。

夜行性で、日が落ちるとアシなどの草を求めて活動します。

昼間は水辺の近くで寝床を作って休憩しているようです。

群れを作ることはせず、単独行動もしくはペアで行動します。

沼や湿地帯など水辺の近くにいることを好む傾向にあるようです。

とても幅のある蹄を持ち、地面にかかる体重を広い面積で分散させることが出来るので、沼地や湿地でも沈まずに歩くことが出来ます。

100kgを超えることもある大きな体が沼に沈むことなく移動が可能というのは驚きですね。

また非常に泳ぐことが上手な生き物で、外敵に襲われたりするなどしたときは水に飛び込み危機を回避します。

体を水に沈めて鼻だけで呼吸することも可能だそうです。

シタツンガの毛は短くて脂を含んでいるので水をよく弾き、水辺での生活に適しています。

ただし、水辺にはワニなどの外敵もいるので必ずしも安全を確保出来ている訳ではないようです。

弱肉強食の世界で被食者が捕食者から逃げきるのは大変なことですが、その中でも変わった生きる術を持っている動物なんですね。

特に繁殖期は存在せず、約8か月の妊娠期間を経て一度に平均1頭の子供を産みます。

飼育下においては20年以上生きますが、野生の個体の平均寿命はそれの半分程度だといわれているそうです。

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シタツンガの性格

ウシの仲間の中ではユニークな能力を持つシタツンガですが、どんな性格をしているのでしょうか。

シタツンガは非常に注意深く臆病な性格をしており、外敵の気配を察知するとすぐに水中の中に逃げ込みます。

裏を返せば臆病な性格だからこそ肉食動物から逃げ、今日まで生き延びることが出来たのでしょう。

飼育されている個体であれば人にも懐いたりすることがあるそうです。

接する機会があれば、優しい気持ちで観察してあげましょう。

野生のシタツンガのいる生息地

シタツンガはアフリカの中央部から南部にかけて生息しています。

具体的にはカメルーンや中央アフリカ共和国、ケニアやスーダンといった国です。

その中でも熱帯雨林や湿地帯などの水辺が豊富な場所に生息しています。

野生のシタツンガは日本にいるのか

日本には野生のシタツンガは生息していません。

日本でシタツンガに会いに行くには、埼玉の東武動物公園や兵庫の王子動物園などがあります。

現在、王子動物園には2018年の10月に生まれたシタツンガの子供も見ることが出来るそうです。

興味がある方は見に行ってみてはどうでしょうか。

まとめ

・シタツンガは湿地で暮らす、泳ぐことが得意なウシの仲間

・シタツンガは臆病な性格をしている

・シタツンガはアフリカのカメルーンやケニアなどに生息している

最後まで読んで下さり、ありがとうございました!

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