ワタボウシタマリンの生態と性格は?野生で見られる生息地はどこ?

自然界を生き残るために、動物たちは様々な進化を遂げてきました。

その中には、人間からするととてもお洒落な格好をしているように見えるものもいます。

帽子姿のアビシニアコロブスや、カラフルな飾り羽が目を引くイワトビペンギン。

ワタボウシタマリンもそのひとつです。

その美しい毛並みは彼らのトレードマークであり、同時に悲劇の引き金にもなりました。

今回はそんなワタボウシタマリン生態性格野生での生息地についてご紹介します。

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ワタボウシタマリンの生態

ワタボウシタマリンは、哺乳類霊長目オマキザル科タマリン属の動物です。ワタボウシパンシェという別名でも呼ばれています。

体長は大きくても30cmほどで、猿の仲間の中ではかなり小柄な種です。

自分の体よりも長い尻尾を持っていて、顔は鼻と口がやや突き出た形になっています。

背中から尻尾にかけての毛は褐色、おなかの毛は白のツートンカラー。

頭部から背中にかけてはふわふわとした長く真っ白な毛が伸びていて、歌舞伎役者を思わせます。

この特徴的な姿から、ワタボウシタマリンの名がつけられました。

タマリンの仲間はほぼ完全な樹上生活をする種がほとんどですが、ワタボウシタマリンはあまり木の上の方には行かず、地上に降りてくることもあります。

また400mから1500mまで、様々な高度の地に生息しています。これは彼らの食性に秘密があるようです。

ワタボウシタマリンは果実や木の葉、樹脂、鳥の卵や小動物を食べる雑食性ですが、昆虫はもちろんトカゲやカエルなど、肉食を好むことで知られています。

栄養の大半をこれらから摂取しているので、食べられる獲物のいる場所であれば植生にはあまり左右されず生きていけるのです。

動きは俊敏で、日中に広い範囲を動き回って獲物を探します。

鳴き声は小鳥のようにかん高く、休む時は樹上で腹這いになって休みます。

野生の環境での寿命は15年ほど。飼育下では25年も生きた個体が確認されています。

ワタボウシタマリンの性格

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肉食性を強めることによって、様々な環境への適応力を獲得したワタボウシタマリン。

しかしそれだけに縄張り意識が強く、自分の体から出た分泌物を木に擦り付けて他の群れを牽制する習性があります。

このため群れ同士が近づくことは滅多にありませんが、顔を合わせると大騒ぎが始まります。どちらも自分の縄張りを守るために必死なのです。

群れは基本数頭ほどで、一組の夫婦とその子どもたちで構成されています。

しかし強い縄張り意識を持つにも関わらず、群れの外からやって来た若い個体を仲間に加えることがあります。

そうやって群れの力を増やしつつ、新しい血を取り入れるのです。

小柄でかわいいワタボウシタマリンですが、なかなかしたたかな性格をしています。

野生のワタボウシタマリンのいる生息地

ワタボウシタマリンは、コロンビアの北西部に生息しています。

彼らの美しい毛並みと愛らしい姿は人間の興味を引き、ペットにするために乱獲され続けてきました。

また開発による生息地の破壊もあり、野生での個体数は激減。現地で生き残っているのは千頭ほどだと言われています。

もっとも絶滅の恐れのある野生動物のひとつであり、レッドリストに指定されています。早急な保護活動が必要です。

まとめ

・ワタボウシタマリンは綿帽子のような毛を持つ小型の猿

・ワタボウシタマリンは肉食傾向の強い雑食性で、獲物を求めて広範囲を移動する

・ワタボウシタマリンはコロンビア北西部に生息し、絶滅の危機にある

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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