ヤマトシロアリの生態や大きさは?分布・生息地域についても

日本には13種類のシロアリが生息しているといわれていますが、その中でもイエシロアリと並んで大きな被害を与えているのがヤマトシロアリです。

出来ればずっと無縁でいたい…と思われる方も多いでしょう.

そんなヤマトシロアリはどんな生き物で、どこに生息しているのでしょうか。

ヤマトシロアリ生態やその大きさ生息地域について解説します。

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ヤマトシロアリの生態

ヤマトシロアリは昆虫綱シロアリ目ミゾガシラシロアリ科に属する生物です。

ヤマトを冠しているだけあって日本で広く生息しているシロアリで、最も多く被害を出しているといわれています。

全体的に黒っぽい色をしており、くびれがなく寸胴なのが特徴です。

木材からセルロースを摂取して栄養を得ますが、ヤマトシロアリ自身にセルロースを分解する能力はないため、セルロースを分解してくれる菌を体内に飼っています。

木材以外に、栄養源はないのに発泡スチロールなどもかじってしまうのが厄介なところですね…。

同じシロアリの仲間と同じように社会性昆虫に分類され、コロニーには女王と王、働きアリ、兵アリ、ニンフ、ニンフが成長した姿の羽アリといった階級に分かれます。

それぞれが自分の役割を全うすることで群れを守るんですね。

 

4~6月の午前中、巣から羽アリが新しいコロニーを作るため一斉に飛び立ちます。

飛行能力はあまりなく、すぐに羽を落とし降り立った場所からパートナーを探し歩き始めるそうです。

パートナーと巡り合えると巣を作り、新しいコロニーを作り上げます。

この様にパートナーとコロニーを作ることが出来た個体は非常に運が良いといえるでしょう。

 

人間には厄介な動物として扱われていますが、実は鳥類や他の昆虫、カエルなどヤマトシロアリには天敵が数多く存在するのです。

単独の羽アリには天敵に対抗するこれといった手段がないため、ほとんどが天敵に食べられてしまいます。

私たちには嫌がられるシロアリたちにも苦労があるのですね。

一方で驚くべきことに、ヤマトシロアリのメスには単為生殖の機能がありメス同士のペアや単独でも繁殖できるといいます。

しかし単独の場合は多くが病気で死んでしまうのです。

最終的にコロニーは2~3万匹ほどの規模になります。

 

非常に多いようにも感じますが、同じく日本に広く生息するイエシロアリは100万匹にも達するそうです。

湿った地中や木の中で好んで巣作りし、そこがそのまま餌場となっています。

環境が悪化すれば、移動して別の場所に巣を作るそうです。

女王の繁殖能力が低下すると女王は他のアリに食べられ次の女王が誕生します。

非情な運命だとも感じてしまいますが、命を繋いでいくための手段なんですね。

他のシロアリについて知りたい方はこちら
日本のシロアリの種類を全てまとめ!写真や画像付で羽アリの見分け方についても

ヤマトシロアリの大きさ

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厄介者ながらたくましく生き延びているヤマトシロアリの大きさはどれほどでしょうか。

女王の体長は大きくて15mm、働きアリは4~6mm、兵隊アリは4~6mm、羽アリは5~8mm程度だといわれています。

イエシロアリよりも少々小柄な傾向にあるようです。

ヤマトシロアリの分布・生息地域

ヤマトシロアリの生息地域はどこでしょうか。

ヤマトシロアリはなんと北海道の一部を除く日本全域に生息が確認されています。

身近に住んでいるヤマトシロアリですが、あまりご縁にはなりたくないですね…。

まとめ

・ヤマトシロアリは湿った場所に巣を作る社会性昆虫

・ヤマトシロアリは5~15mm程度の大きさで、イエシロアリよりも少し小さい

・ヤマトシロアリは北海道の一部を除いたほぼ日本全域に生息している

あなたの家がシロアリに侵食されているかもしれません

・家屋や建物に被害・食害を与えるのはヤマトシロアリ、イエシロアリ、ダイコクシロアリ、アメリカカンザイシロアリの4種類

・羽アリの種類を区別するポイントは頭部と羽の色

もしも、上記で紹介した4種類のシロアリの特徴に当てはまる虫が家の近くにいたり、糞などの痕跡があったらできるだけ早く対策をとった方が良いです。

知らず知らずのうちに自分の家が倒壊しやすい状態になってしまっているかもしれません。

倒壊しないにせお、食害が進んでいることによって家の一部にリフォームが必要になるなど、予期せぬ大きな出費にも繋がる可能性があります。

『あれ?これシロアリかな?』

『もしかして、これシロアリに食われてる?』

と思ったら、まずは5つのポイントを確認するようにしましょう。



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